Product Details
ISBN 10 : 4065211182
Content Description
キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる江戸時代初期。信仰と志を胸に、ペトロ岐部カスイは密かに長崎の港を後にした。目指すは、聖地エルサレム。時に水夫として海を越え、時に駱駝曳きとして砂漠を進む。五年かけて辿り着いたローマで司祭となると、岐部は再び日本へと旅立ち―。構想三十年、魂の傑作長編!
【著者紹介】
加賀乙彦 : 1929年東京都生まれ。東京大学医学部卒業後、精神科医として勤務のかたわら、小説の執筆を始める。67年に刊行した『フランドルの冬』が翌年、芸術選奨新人賞を受賞。73年には『帰らざる夏』で谷崎潤一郎賞、79年には『宣告』で日本文学大賞、86年に『湿原』で大佛次郎賞、98年には自伝的長編『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞を受賞した。著書多数。2012年に『永遠の都』の続編にあたる自伝的大河小説『雲の都』の第四部『幸福の森』、第五部『鎮魂の海』を刊行し、ついに完結、毎日出版文化賞特別賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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