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バッタを倒しにアフリカへ 光文社新書

前野ウルド浩太郎

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334039899
ISBN 10 : 4334039898
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

バッタ被害を食い止めるため、バッタ博士は単身、モーリタニアへと旅立った。それが、修羅への道とも知らずに…。『孤独なバッタが群れるとき』の著者が贈る、科学冒険就職ノンフィクション!

目次 : 第1章 サハラに青春を賭ける/ 第2章 アフリカに染まる/ 第3章 旅立ちを前に/ 第4章 裏切りの大干ばつ/ 第5章 聖地でのあがき/ 第6章 地雷の海を越えて/ 第7章 彷徨える博士/ 第8章 「神の罰」に挑む/ 第9章 我、サハラに死せず

【著者紹介】
前野ウルド浩太郎 : 昆虫学者(通称:バッタ博士)。1980年秋田県生まれ。国立研究開発法人国際農林水産業研究センター研究員。神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。博士(農学)。京都大学白眉センター特定助教を経て、現職。アフリカで大発生し、農作物を食い荒らすサバクトビバッタの防除技術の開発に従事。モーリタニアでの研究活動が認められ、現地のミドルネーム「ウルド(○○の子孫の意)」を授かる。著書に、第4回いける本大賞を受賞した『孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生』(東海大学出版部)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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表紙と題名に圧倒されて、ついつい読んでし...

投稿日:2021/04/09 (金)

表紙と題名に圧倒されて、ついつい読んでしまった。バッタに興味はなかったけど…まぁ、面白い!フィールドワークというか現地に行って肌で感じることの大切さを改めて思い知らされた。本題とは関係ないけど、面接官のエピソードが印象的だった。偉くなる人は人をちゃんと見ているんだなぁと感心したし、そういう世の中であってほしい。

いえつん さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    この本がこれだけのベストセラーになり得たのは、やはりネーミングによるところが大きいだろう。もっとも、表紙の絵はやり過ぎの感もあるが。そりゃあ普通にしていたら誰もバッタなんぞに(失礼!しかも、アフリカのバッタに)興味を抱いてはくれないだろうから。著者は研究職を得るためには何だってやってきた。なにしろ白眉プロジェクトの面接のために白眉メイクまでするのだから(裏目に出なくてほんとうによかった。さすがは京大。東大だとどうだっただろうか)。内容的にはきわめて真面目なモーリタニアでのフィールド研究報告である。

  • 鉄之助

    昆虫研究者なのに、いや、だからこそ「バッタアレルギー」になった前野さんの、エネルギーに圧倒された。考える前にまず、行動することに共感する。弘前大学在学中のバイト。「白木屋」弘前駅前店でひたすら中華鍋を振っていた、その経験がアフリカで役立つ! 人生に「無駄なことなんて一つもない」と実感させられた。

  • ウッディ

    バッタの生態を研究するため、単身、モーリタニアに渡った著者。大干ばつのせいで肝心のバッタ見つからない苦労や現地の文化の違いがユーモラスに語られていました。メデイアで紹介された話題の本、面白かったです。自分の母校で博士号を取ったこと、知っている先生の研究室にいたことを知り、さらに親近感を持ちました。驕らず、ひたむきに仕事をしていれば、素敵な出会いがあり、道は開ける。そんな研究者の原点を再認識するとともに、彼の仕事ぶりは日本人として誇らしく感じました。なにより、彼のバッタ愛が凄くて笑えてしまいます。

  • トムトム

    まず、表紙でジャケ買い!中身は紀行文でもあり、研究書でもあり、将来研究者を志す少年少女へのハウツー本でもあり、とにかく面白かった!読んでいた電車の中で、ニヤニヤが止まらない。バッタをいじりすぎてバッタアレルギーになっても諦めない前野さん、ぶっとんでます♪パラパラっと見たページの写真、ヒマワリの種かしら?と思ったらウジャウジャのゴミムシダマシでした。ンナ!

  • ehirano1

    随分前から気にはなっていた本作。2022年はこのサバクトビバッタが大発生したのは記憶に新しく、噂ではヒマラヤを超えたバッタがいたとかいないとか・・・。本書は大変興味深く、ワクワクが終始止まりませんでした。欲を言えば、研究内容を開示してほしかったのですが、それは論文を読めば済むことですが(論文出てますよね?)、続編を是非ともお願いしたいです。こういう類はなかなか続編がなく、実はその後の方がとっても大切且つ、真の実力が試されるのでその奮闘記こそが実は最も価値が高いのではないかと思ってます。

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