Product Details
ISBN 10 : 4004316502
Content Description
政党政治を生み出し、資本主義を構築し、植民地帝国を出現させ、天皇制を精神的枠組みとした日本の近代。バジョットが提示したヨーロッパの「近代」概念に照らしながら、これら四つの成り立ちについて解き明かしていく。学界を主導してきた政治史家が、日本近代のありようについて問題史的に考察する重厚な一冊。
目次 : 序章 日本がモデルとしたヨーロッパ近代とは何であったか/ 第1章 なぜ日本に政党政治が成立したのか(政党政治成立をめぐる問い/ 幕藩体制の権力抑制均衡メカニズム ほか)/ 第2章 なぜ日本に資本主義が形成されたのか(自立的資本主義化への道/ 自立的資本主義の四つの条件 ほか)/ 第3章 日本はなぜ、いかにして植民地帝国となったのか(植民地帝国へ踏み出す日本/ 日本はなぜ植民地帝国となったか ほか)/ 第4章 日本の近代にとって天皇制とは何であったか(日本の近代を貫く機能主義的思考様式/ キリスト教の機能的等価物としての天皇制 ほか)/ 終章 近代の歩みから考える日本の将来(日本の近代の何を問題としたのか/ 日本の近代はどこに至ったのか ほか)
【著者紹介】
三谷太一郎 : 1936年岡山市生まれ。1960年東京大学法学部卒業。現在、日本学士院会員、東京大学名誉教授。専攻は日本政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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遥かなる想い
読了日:2018/04/04
樋口佳之
読了日:2022/03/21
Shoji
読了日:2017/06/16
1.3manen
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