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なぜ、いまヘイト・スピーチなのか

前田朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784380130090
ISBN 10 : 4380130096
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
前田朗 ,  

Content Description

私たちが生きる日本社会を、悪意と暴力に満ちた社会にしないために―「ヘイト・スピーチ」を克服する思想を鍛えるためのガイドブック!

目次 : 1 なぜいまヘイト・スピーチなのか(ヘイト・スピーチを理解するために)/ 2 憎悪犯罪の被害と対応(京都朝鮮学校襲撃事件/ 「高校無償化」制度からの排除―朝鮮学校に対する差別政策/ 水平社博物館差別街宣事件/ フジテレビデモからロート製薬攻撃へ/ アイヌ民族に対する差別/ 沖縄における憎悪犯罪)/ 3 ヘイト・スピーチ規制の法と政策(日本におけるヘイト・スピーチ対策の現状/ ヘイト・スピーチ処罰は世界の常識/ 人種差別を克服するための国際人権基準に合致する法制度の検討)

【著者紹介】
前田朗 : 東京造形大学教授(専攻:刑事人権論、戦争犯罪論)、朝鮮大学校法律学科講師、日本民主法律家協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • イボンヌ

    ようやく今年の5月にヘイトスピーチ対策法が成立しました。 遅すぎる。恥ずかしい。 今後も注視きていきたいことです。

  • 星辺気楽

    最近の日本は、これが21世紀の先進国か?と思えるほどに醜態化している。その一番の元凶が政権による表現の自由の歪曲化である。学校教育で最悪とされる倫理感のまったくないヘイトクライムに対し、それが「表現の自由」であると擁護する権力自身が首相自らの「これは私の表現の自由だ」発言だ。報道の自由が先進国最低を更新していく中、我々日本国民の民意が世界から試されているときだと思った。

  • むっち

     ヘイトスピーチというからややこしい「ヘイトクライム」であるという前田先生の指摘は重要。結局、便所の落書き的なものがインターネット上の言論のようになっているのが問題なように思う。問題意識が鮮明にできる。憲法学者は被害者を置き去りにしていいのかという主張は分かるが、憲法学者もそのような議論をしているわけではないと思う。歴史的には侮辱罪で言論弾圧というのがアメリカでもあったことは事実。それでも事前規制なしで損害賠償だけの事後規制では、傷つけられる人は救えないという議論は重要。

  • Miki Shimizu

    古今東西のヘイトスピーチ関連の事件について、裁判の話しも含めて書いてある。3章ではヘイトスピーチ対策について、日本と世界の国々の対策についてまとめてある。

  • ひろ

    ヘイトスピーチの問題性より、この国はなぜ官民ともにここまでマイノリティ差別に"積極的"なのか考えさせられた。在日外国人だけではなく、アイヌや沖縄への差別は厳然としてあり、それは個別に解決しなきゃならないことだけど、日本には集団への差別を救済する法律がなく(判例レベルではある)個人を救済の対象とした侮辱罪と名誉毀損罪により、実害を被ったことへの補償を要求できるのみだ。国家を越えて救済を求めようにも政府は国際人権規約にある個人通報制度を受け入れていないため、

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