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サンタクロ-スっているんでしょうか?

中村妙子

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784034210109
ISBN 10 : 4034210109
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1986
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

子どもの質問に答え、目に見えないもの、心の大切さを語りかけた100年前のアメリカの社説です。

Customer Reviews

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124年前、ニューヨークの新聞社の記者が、8...

投稿日:2021/07/11 (日)

124年前、ニューヨークの新聞社の記者が、8歳の女の子からの質問に真正面から答えた社説を本にしたものです。真面目に読めば心温まる内容ですが、鼻白んでしまう方は、不必要にドラマチックにする感じで大げさに声に出して読むと(宝塚風の三枚目な感じ)、笑えるお話になります。昔、小学生2人に大げさな声色で読み上げたら1人は大ウケ、もう1人は唖然、でした。小さいサイズの本で、白黒印刷ですが幻想的な挿絵も美しいです。

ぷーにゃー さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    いささか古い話なのだが、時は1897年9月21日のニューヨーク・サン新聞社は8歳のバージニアからの質問を掲載した。それは「サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?」という切実な問いかけであった。サン新聞はそれに社説で答えた。「そうです、バージニア。サンタクロースがいるというのは、けっしてうそではありません。この世の中に、愛や、人へのおもいやりや、まごころがあるのとおなじように、サンタクロースもたしかにいるのです」そして、「一千年のちまでも、サンタクロースは、子どもたちの心を、いまとかわらず⇒

  • ♪みどりpiyopiyo♪

    サンタクロースってほんとうにいるんでしょうか? 少女の質問に応え、ある新聞社が愛情をこめて味わい深い返事を出しました。100年程前のニューヨーク・サンという新聞に出た社説です。■素敵なお話♡ 小さな読者に、敬意をもって真摯に論理的に、宇宙の真理やこの世の摂理、信頼と想像力と詩とロマンをもって本当のことを伝えます。■今では古典のようになって、クリスマスが近づくとアメリカの新聞や雑誌にくり返し掲載されるそうです。■挿絵は東逸子さんの銅版画。甘く優しく神秘的。(社説 1897年。1977年出版、1986年改版)

  • Miyoshi Hirotaka

    この世界には目に見えず、手に触れらないものがある。人が理解できたり、言葉で説明できたりするのはほんのわずか。大事なものは見えないし、触れることもできない。信頼、想像力、詩と愛とロマンスだけが、そのベールを解かせ、ほんの一時だけその姿を見ることができる。「こんな大事な質問をされるほど信頼されている」という真摯な職業倫理と使命感が行間にあふれる名文中の名文。今から約120年前の19世紀末、子供からも頼られる新聞社があった。捏造と誤報に対し、言い訳ばかりで反省すらしない21世紀の新聞屋は、矜持を正すべきだ。

  • momogaga

    100年以上前から論争されていたんですね。新聞記者が真摯に答えているのに共感できます。

  • ぶんこ

    1897年(なんと119年前!)にニューヨーク・サン新聞社の社説に載った「サンタクロースって、本当にいるんでしょうか?」という8歳の女の子からの質問への答え。その全文を訳した本。この答えを書いたのは58歳の男性というのに驚きました。また、社説として読者に応えようとした新聞社の英断にも感嘆。目に見えるものだけが真実とは限らない。確かに、妖精を見た事はなくても、存在を否定しきれない。これ以上の答えはないなぁ。長く語り伝えられる、クリスマスの出来事となったというのも素晴らしい。

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