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Otello: Vick Muti / Teatro Alla Scala Domingo Nucci Frittoli

Verdi (1813-1901)

User Review :4.5
(9)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TDBA0030
Number of Discs
:
1
Label
:
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
DVD

Product Description

ヴェルディ 歌劇《オテロ》全曲
ムーティ指揮ミラノ・スカラ座

 2001年のヴェルディ没後100周年(ヴェルディ・イヤー)の棹尾を飾ったムーティ指揮によるスカラ座のヴェルディ歌劇《オテロ》。現代最高のオテロ歌いプラシド・ドミンゴ、ヴェルディ・バリトンとして頂点を極めるレオ・ヌッチ(ヤーゴ)、美しき銀鈴のプリマ・ドンナ、バルバラ・フリットリを配し、グレアム・ヴィックのドラマと一体化した秀麗な舞台により「歴史的公演」と絶賛を浴びたステージ。上演に当たり近年注目を集めるパリ初演版(1894年)を採用。


配役
オテロ      プラシド・ドミンゴ
イアーゴ    レオ・ヌッチ
カッシオ    チェーザレ・カターニ
ロデリーゴ    アントネッロ・チェロン
ロドヴィーコ    ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ
デズデーモナ    バルバラ・フリットリ
エミーリア    ロッサーナ・リナルディ
モンターノ    チェーザレ・ラーナ
使者      エルネスト・パナリエッロ

スカラ座管弦楽団・合唱団
指揮:リッカルド・ムーティ
演出:グレアム・ヴィック

収録    2001年12月18/20日 
ミラノ・スカラ座におけるライヴ収録

収録時間  全プログラム 140分
字幕    日本語・イタリア語
ヴィデオ仕様  16:9LB カラー
本編音声仕様  @リニアPCM48kHz/16bit  ステレオ Aドルビーデジタル5.1 BDTS 5.1
ディスク仕様  片面・2層


 
出演者プロフィール

リッカルド・ムーティ(指揮)
 1941年ナポリ生まれのイタリアの指揮者。ミラノで学び、1967年にグイド・カンテッリ国際指揮コンクールで優勝する。1970年より1981年までフィレンツェ5月音楽祭の首席指揮者を務め、70年代には、フィラデルフィア管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者にも迎えられた。1986/87年シーズンには、ミラノ・スカラ座の音楽監督に就任。以降、イタリア指揮界を代表する巨匠として、絶大な人気を博している。とりわけヴェルディとモーツァルトの解釈で名高い。

プラシド・ドミンゴ(オテロ)
 1941年生まれのスペインのテノール。初めバリトンとしてスタートしたが、やがてテノールに転向し成功を収める。60年代の末から、メトロポリタン・オペラ、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座等に登場して、30年間に100を越える役を歌っている。近年は指揮者としても活躍し、ニューヨーク、ロンドン、ウィーン等でタクトを取る。さらに劇場支配人としても知られ、ワシントン・オペラ、ロサンゼルス・オペラの芸術監督を務めている。

レオ・ヌッチ(イアーゴ)
 1942年ボローニャ近郊生まれのバリトン。1967年にスポレートでデビュー(《セヴィリアの理髪師》フィガロ)するが、その後はスカラ座の合唱団員として活躍する。1977年にソリストとしてスカラ座に再デビュー。翌年ロンドンで《ルイーザ・ミラー》を歌い、急速に認められるようになった。以降、現代を代表するヴェルディ・バリトンとして、世界的に活躍している。スカラ座では、マクベス、リゴレット、父フォスカリ等を歌い、絶賛を博した。

バルバラ・フリットリ(デズデーモナ)
 1967年ミラノ生まれのイタリアのソプラノ。1993年、フェラーラ音楽祭の《フィガロの結婚》に代役登場し(アバド指揮)、急速に知られるようになった。コヴェントガーデンの《ファルスタッフ》(ハイティンク指揮)、メットの《ルイーザ・ミラー》(レヴァイン指揮)等で成功を収め、イタリア最大のホープとして高く評価される。スカラ座では、《トロヴァトーレ》、《ファルスタッフ》、《フィガロの結婚》と連続出演し(すべてムーティ指揮)、プリマ・ドンナ的地位を獲得している。

Track List   

  • 01. 歌劇「オテロ」

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Comprehensive Evaluation

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映像を伴う演奏としては高水準だが、残念な...

投稿日:2019/06/02 (日)

映像を伴う演奏としては高水準だが、残念ながら、旬を過ぎたドミンゴの衰えが惜しい。そしてヌッチの美感を欠く声も惜しい。演奏はいいので文句を言うなと言われそうだが、35年前日本での評価とは裏腹にイタリアでは最高と言われたアルド・プロッティと同じ発声なのが気になる。本場の発声ではあるが、かつてのバスティアニーニとかメリルのような開放感がないので、ドミンゴともども根暗な声なのがイタリアオペラらしくないのが玉に瑕。

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タイトルロールのドミンゴ、ヤーゴのヌッチ...

投稿日:2011/07/06 (水)

タイトルロールのドミンゴ、ヤーゴのヌッチ、そしてデスデーモナのフリットリと豪華メンバーで固めた素晴らしい配役。 ムーティがオテロを指揮するのが今回初めてというのが驚きだ。 第一幕の騒動の演技がいい。 舞台セットはシンプルだがところどころで効果的にセリを使うなど、ドラマに集中できるセットだ。 2001年のライブ収録だけに映像がきれいだ。 それぞれの幕の後カーテンコールをカットしているのはどうかと思う。 ドラマを中断するということなら観る人は飛ばして観ると思うのだが。 音楽は実に斬新だ。 晩年になって新しい極地にいたるヴェルディの芸術の素晴らしさを感じた。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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アーティストの旬を考えさせられた。四半世...

投稿日:2009/09/26 (土)

アーティストの旬を考えさせられた。四半世紀も「オテロ」だけで数多の録音と映像を遺したドミンゴは、デル・モナコと並ぶ不世出のオテロ歌い。しかし、同い年で老眼鏡をかけたムーティと共々、還暦のオテロは旬を過ぎた。親子も年下のフリットリは、ソプラノとしての旬を感じさせる。ベテランで脇役のヌッチが主役を食う位の存在感を示したのは皮肉。ドミンゴの35歳のオテロを改めて凄いと感じたが、クライバーとの映像が残っており、スカラ座による「オテロ」公演の相違が興味深い。

燕の巣 さん | 静岡県 | 不明

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