本書の中でグッときた１文『あなたに、やらなければならないことなんて何ひとつない。明日からでも全部やめることができる』。これを読んで一瞬私は「いや、そんなはずない・・・」と思ったけれど、確かに強制的にやらされていることは何ひとつないことに気付いた。もちろん色々な事情があってやりたくなくてもやってることはある。でも最終的には「嫌だけどやらなきゃ」という選択を自分がして行動しているという事実に気が付いた。だって自分の体なのだから、自分がしようとしないと動きようがないのだ。つまりどれだけ周囲の状況に影響されていようとも、自分の行動の最終的な決定権は常に自分が握っていたということにハッとさせられた１冊。