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Complete Symphonies : Marko Letonja / Basel Symphony Orchestra +Orchestral Works, Violin Concerto : Albrecht Breuninger(Vn)(8CD)

Weingartner(1863-1942)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
555761
Number of Discs
:
8
Label
:
Cpo
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ワインガルトナー:交響曲全集、管弦楽作品集、ヴァイオリン協奏曲、他

往年の名指揮者フェリックス・ワインガルトナーはフランツ・リストに師事した作曲家でもあり、7曲の交響曲や管弦楽曲、いくつかのオペラや室内楽作品を残しています。彼の作品は師であったライネッケや、指揮者として度々取り上げたブラームスの影響を強く受けており、当時としては比較的明快な和声と堅固な構成を特徴としています。「cpo」レーベルからは、スロヴェニア出身でオトマール・スイトナーに師事した指揮者マルコ・レトーニャとバーゼル交響楽団による交響曲全集および管弦楽作品集がリリースされており、2014年には7枚のアルバムを収めた全集ボックスが発売されました。
 今回のボックス・セットは、これらにワインガルトナーが1934年にシューベルトの未完のホ長調交響曲を補筆・完成させた作品と、自作のヴァイオリン協奏曲をアラン・フランシスの指揮で収録した1枚を追加したもの。シューベルトへの深い愛情と作曲家としての力量が反映されたこの完成版は、ワインガルトナーの音楽世界を探求するうえで重要な位置を占めるものです。

※2014年発売の7枚組はSACDハイブリッド・ディスクでしたが、今回は通常CDでのリリースとなります。(輸入元情報)


【収録情報】
Disc1
● 交響詩『リア王』 Op.20
● 交響曲第1番ト長調 op.23


作風はマーラーに影響を受けた後期ロマン派音楽の流れであり、かつて首席指揮者を務めたオケが、シリーズを通じて共感深い演奏を聴かせます。
Disc2
● 序曲『嵐』
● 組曲『嵐』
● 弦楽オーケストラのためのセレナード
● 交響曲第4番ヘ長調 Op.61


1916年、第一次世界大戦時に作曲された交響曲第4番は、ワインガルトナーの田園交響曲と呼ばれるほど美しい作品。シェイクスピアに影響を受けた『嵐』など、作曲家としての実力を再認識するのに十分な内容です。
Disc3
● 交響詩『天国』 Op.21
● 交響曲第2番変ホ長調 Op.29


ワインガルトナーの英雄交響曲と呼びたい「交響曲第2番」をメインに、ドイツ後期ロマン派の真っ只中にある作風で、フルトヴェングラーにも負けない曲を作り上げています。
Disc4
● 愉快な序曲 Op.53
● 交響曲第3番ホ長調 Op.49


「占星術では太陽を表す調性である」。交響曲第3番でホ長調を選択したワインガルトナーのコメントは指揮者としての視点も感じさせ、彼自身のラヴロマンスも影響を与えたロマンティックな作品に。
Disc5
● 序曲『深刻な時より』 Op.56
● 交響曲第5番ハ短調 Op.71


後期ロマン派風な交響曲第5番も聴きごたえありますが、興味深いのは、序曲『深刻な時より』。国歌を使用した緊張感溢れる楽想が魅力的な、ワインガルトナー版「1812年」とも言える楽しい作品です。
Disc6
● 交響詩『春』 Op.80
● 交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲劇的』


交響曲第6番が書かれたのは1928年、シューベルトの没後100年の記念の年でした。当時、歌曲の作り手として認識されていなかったシューベルトのシンフォニストとしての偉大さにも着目していたワインガルトナーの思いが結実したのが交響曲第6番。第2楽章、第3楽章などは初期ロマン派の影を色濃く残したシューベルト風な旋律重視の楽章です。
Disc7
● 交響曲第7番ハ長調 Op.87
〜独唱、合唱、オルガンと大管弦楽のための

第7番は1937年から1939年にかけて作曲された、大オーケストラと4人の独唱者と合唱、オルガンを伴う規模の大きな作品であり、第2楽章ではフリードリヒ・ヘッベル作の「2人のさすらい人」の詩が使われ、また第4楽章と最終楽章のテキストにはヘルダーリンの讃歌と、彼の妻カルメン・テューダーの詩が使われています。

 マヤ・ボーク(ソプラノ:Disc7)
 フランツィスカ・ゴットヴァルト(アルト:Disc7)
 ロルフ・ロメイ(テノール:Disc7)
 クリストファー・ボルドゥク(バリトン:Disc7)
 バベット・モンドリー(オルガン:Disc7)
 ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団(Disc7)

 バーゼル交響楽団
 マルコ・レトーニャ
(指揮)

 録音時期:2003-2007年(Disc1-6)、2012年2月15日(Disc7)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション:Disc1-6、ライヴ:Disc7)
Disc8
1. ワインガルトナー:ヴァイオリン協奏曲 Op.52
2. シューベルト:交響曲第7番ホ長調 D.729
〜ワインガルトナーによる1821年のスケッチからの補筆完成

シューベルトの「未完成交響曲」と言えば普通はロ短調の有名な曲を指しますが、実はまだ他にも4曲ほど存在します。この、昔の通し番号で言うと第7番にあたる曲も未完成、それも残されているのはほとんど単旋律のスケッチだけというものです。何人かの人がオーケストレーションを試みていますが、とりわけ有名なのはこのワインガルトナーによるものです。作曲家としても知られる彼による編曲のすばらしさは、すでに折り紙つきの評価が与えられているもので、ワインガルトナーがどれだけシューベルトに敬意を払っていたかがつぶさにわかることでしょう。
 クライスラーのために作曲されたヴァイオリン協奏曲も現代的で華麗な響きに満ちた名作です。(輸入元情報)

 アルブレヒト・ブロイニンガー(ヴァイオリン:1)
 南西ドイツ放送カイザースラウテルン管弦楽団
 アラン・フランシス
(指揮)

 録音時期:2007年2月
 録音方式:ステレオ(デジタル)

Customer Reviews

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