Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• seacalf

  読了日：2022/01/02

  上品でクラシカルな雰囲気。大好きな恋人に嫌々ついてきたけれどスキーが滑れない恐怖を抱えた若い女性、社長夫婦の大切なもてなしの日を1日勘違いして慌てた夜を迎える若い夫婦、結婚したばかりで連れ子の少女達との距離感に悩むハンサムな男性、友達だった老紳士の早すぎる死に落ち込む少年、様々な困難に出くわした人達、でも最後は決まってハッピーエンドな短編集。英国の手ざわりを身近に感じながら安心してホッと読める。どの話も拍子抜けするくらい話が好転してしまうのでビターさに欠けるとはいえ、のんびりお正月に読むにはぴったりかも。

• ぶんこ

  読了日：2017/03/12

  ちょっと重い本を読んでいて、気分転換をしないと息苦しくなっていた時に、偶然最適な本を手にできました。イギリスの市井の善良な人々のささやかな幸せ。それが詰まった短編集。(ああ困ったな)と思っている時に現れる心やさしき人々。人生って悪く無いと思わせてくれます。

• くさてる

  読了日：2022/02/05

  普通に生きる人々に起こる、ちょっとしたいさかいや不安、戸惑いが落ちつくべきところに落ち着いていく、そんなやさしいお話ばかりです。読後感のいいやさしい素敵なお話を読みたい人にお薦め。ちょっとハーレクインの匂いすらするくらいのハッピーエンドのロマンスも多いので、そう言うのがお好きなひとにはさらにお薦め。

• こばまり

  読了日：2014/05/07

  最近屈託のある本ばかり読んでいたせいか、心優しき短編の数々が清水のように沁みました。素晴らしい効能を持った一冊。

• リリー・ラッシュ

  読了日：2017/05/31

  昔から、海外ドラマや小説は好きだったのですが、少し前に読んだ海外小説があまりにも私に合わなくて、最近はなかなか読む気になれずにいました。でもお気に入りさんのレビューでこの作品を知り、直感的に、きっと私の好きな作風なんじゃないかと感じました。読んでみたら、やっぱり私の求めていたものでした！海外ドラマ「アボンリーへの道」が好きな人なら、きっと気に入るはず。平凡な日々の中にある、ドラマ。それが愛とユーモアと思いやりに満ちた言葉で語られています。平凡な日々の中にこそ、人生の大切なものが沢山あるんですよね。

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