ロザムンド・ピルチャー

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シェルシーカーズ 下巻

ロザムンド・ピルチャー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860851187
ISBN 10 : 4860851188
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

長年憧れ続けた、あの場所へ帰るという夢。父や母と暮らし、友人や愛する人と過ごしたあの場所。若い希望のような二人を旅の友として。懐かしい友との再会。そして父が昔、仲間たちと作った美術館で、ペネラピは再び『シェルシーカーズ』に語りかける。本当の豊かさとは?家族とは?と問いかけるピルチャー長編代表作。

【著者紹介】
ロザムンド・ピルチャー : 1924年、イギリスに生まれる。18歳より『グッドハウスキーピング』『レディーズ・ホーム・ジャーナル』等を中心に数多くの短篇を発表。短篇、中編、長編を多数発表。2002年にOBE勲章受章

中村妙子 : 1923年、東京に生まれる。東京大学西洋史学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rokoroko

    主人公は64歳心筋梗塞を経験。長女は42歳次女は多分38位なのにペネロピはおばあさんすぎる。と考えるのは来年60になるせいか。私はペネロピが画商にロレンス・スターンの名画シェル・シーカーズを見せる所が好き。どんな絵なんだろうと想像してしまう。何回も読んでいる本

  • chocoうさぎ

    『シェルシーカーズ(貝を探す子どもたち)』という絵の構図はペネラピの子供たちと重なる。「どの子も素足を踏ん張って小さな赤いバケツの中を一心に覗いている」各自が自分の宝物を得ようとしている。それは物質的であったりキャリアだったり。「絵の中の女の子の一人は私なの」と言うペネラピにとってはたった一度の真実の恋。一生に一度、会うべき人に出会った喜びとその人を失った哀しみ。その思い出を宝物として生きたであろう半生。遺品整理で出てきた赤いドレスがハンガーにしょんぼりと吊るされていた様子に涙が出る。お勧め。

  • su-zu

    ¨おそらく経験するとしても、人に一生でやっと一度、めぐり逢うか逢わないかの、あの思いがけぬ恍惚たる歓びを、身のうちにみなぎる幸福感を、彼女は今あらたにしていた。「それはことごとく、よいものでした。そしてこの人生においては、よいものはけっして失われることがないのです。それは人の一部となり、その人格形成にあずかるのです。」……老境を迎えてこんな風に思える、主人公ペネラピの瑞々しさに、心底惚れてます。

  • schazzie

    下巻になって一気に色々な事が起こったので、上巻よりはテンポよく進んだが、自分の身の回りの事に重なる話なのに、登場人物の誰にも共感できない。物語に入り込めないのは翻訳のせいだろうか?度々訳に引っかかった。ただ戦争の悲惨さや、戦争さえなければという状況には胸が痛くなる。戦争はしてはいけない。誰も幸せにならないのだからと改めて思う。

  • とらまま

    父を亡くして再読。人が残せるものってお金にまつわるもの、目に見えない愛や親切などあるが、私が死んだあとに残せるものってなんだろう。また自然の美しさの描写も読んでいて楽しく、自分の周りももっと美しい表現で表してもよいのではと思ってしまった。

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