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Mass K.427 : Dijkstra / Munich Chamber Orchestra, Bavarian Radio Choir, Rombo, Doufexis, Lichdi, Nazmi

Mozart (1756-1791)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
88765477852
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

モーツァルト:大ミサの新たなヴァージョン誕生!
ダイクストラ&バイエルン放送合唱団、ほか


話題の合唱指揮者、ダイクストラによるモーツァルトの大ミサの登場。音楽監督として非常に良好な関係を構築したバイエルン放送合唱団は、ダイクストラのもとでは透明度高く清楚で美しいハーモニーを響かせることでも知られており、この美しいミサ曲にはぴったり。

【大ミサの新たなヴァージョン】
未完に終わったモーツァルト屈指の傑作、ミサ曲ハ短調 K.427、通称「大ミサ」は、これまで、ランドン版やエーダー版、モーンダー版、バイヤー版、シュミット版、レヴィン版など、さまざまなヴァージョンで演奏されてきましたが、今回はオランダの音楽学者、クレメンス・ケンメが2006年から2010年にかけてつくりあげた完成ヴァージョンを使用しています。
 ダイクストラは、バイエルン放送合唱団との録音や演奏会だけでなく、関係の深いスウェーデン放送合唱団の演奏会でもこのヴァージョンをとりあげて披露しています。

【モーツァルト:大ミサ】
ミサ曲ハ短調 K.427は、父レオポルトの反対を押し切って妻としたコンスタンツェ・ヴェーバーとの結婚を認めてもらうため、新作のミサ曲を教会に奉献して祈願とするというなんとも私的な動機を背景にもつ作品ですが、結局、作品の完成前に結婚を認めてもらってしまったため、この傑作ミサ曲が完成されることはありませんでした。
 クレードは2曲しか書かれておらず、アニュス・ディに至ってはまったく手もつけられていないという状態でしたが、それでも1783年10月26日には、モーツァルトの指揮、妻コンスタンツェのソプラノほかで、足りない部分を他の作品から転用して初演されているので、あるいはモーツァルトはこれでよしとしたのかもしれません。
 結婚祈願という背景ゆえか、あるいは司式の容易さから短く小編成のミサ曲を好んだザルツブルク大司教コロレドへのあてつけからか、それともヴァン・スヴィーテン男爵から紹介されたバロック様式の影響か、ここでは常よりも大きな楽曲構成と、大きな楽器編成(フルート×1、オーボエ×2,ファゴット×2,ホルン×2、トランペット×2、トロンボーン×3,ティンパニ、オルガン、弦5部)が用いられ、そのため『大ミサ』という愛称を持つことになりましたが、作曲技法そのものにも、バロック様式、特にバッハを思わせる対位法的な技法や、ヘンデル風なオーケストレーションへの傾斜がみられるなど壮大志向が認められ、特に最大8声部まで拡大される合唱(二重合唱)の扱いには見事なものがあります。

【ペーター・ダイクストラ】
ペーター・ダイクストラ(ペーテル・ディークストラ)は、1978年オランダの生まれ。天才ボーイ・ソプラノとして活躍し、22歳でヒルヴェルスム・オランダ放送合唱団の副指揮者となり、以来オランダ室内合唱団、スウェーデン放送合唱団、フィンランド放送合唱団等を中心にヨーロッパのトップクラスの合唱団に度々客演。2003年10月には、ストックホルム国際指揮コンクールで『合唱の神様』と尊敬されるエリク・エリクソンの名を冠した賞を受賞。2005年9月、バイエルン放送合唱団の音楽監督となり、2007年9月にはエリクソンの合唱団として有名なスウェーデン放送合唱団の首席指揮者にも就任しています。(HMV)

【収録情報】
モーツァルト:ミサ曲ハ短調 K.427

 エリン・ロンボ(ソプラノ)
 ステラ・ドゥフェクシス(メゾ・ソプラノ)
 ティルマン・リヒディ(テノール)
 タレク・ナズミ(バス)
 バイエルン放送合唱団
 ミュンヘン室内管弦楽団
 ペーター・ダイクストラ(指揮)

 録音時期:2012年12月
 録音場所:ミュンヘン、プリンツ・レーゲンテン劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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