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Piano Concertos Nos.20, 23, Piano Sonata No.15 : Khatia Buniatishvili(P)/ ASMF

Mozart (1756-1791)

User Review :4.5
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
19802809282
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


4年ぶりとなる新作はモーツァルトの名ピアノ協奏曲二篇

ジョージア出身のピアニスト、カティア・ブニアティシヴィリ。その美貌と美しくもダイナミズムあふれるパフォーマンスで人気が高いカティアのひさしぶりとなるアルバムが登場。
 前作『ラビリンス』(2020年)から4年。待たれていたカティアの8作目にあたるニュー・アルバムは待望のモーツァルト・アルバム。カティアの協奏曲録音はこれまでショパンの第2番、ラフマニノフの第2番と第3番がありますが、それらはすべて名指揮者パーヴォ・ヤルヴィのバトンによるものでした。今回のモーツァルトでは、イギリスの名門室内管弦楽団であるアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズを、カティア自らが指揮をしながらピアノ・ソロを披露。
 モーツァルトのピアノ協奏曲の中でもっとも人気が高いのが第20番。モーツァルトの数少ない短調の作品で、劇的な表現が特徴ですが、その第2楽章のメロディは優雅で映画音楽にも使われました。第23番もモーツァルトの後期のピアノ協奏曲の中ではその完成度の高さで人気の1曲。フィルアップは「初心者のためのやさしいソナタ」の副題で呼ばれることもあるハ長調 K.545のソナタです。
 カティア・ブニアティシヴィリはジョージア(旧グルジア)出身のピアニスト。トビリシ州立音楽院を経てウィーン国立音楽大学に学び、世界各地でソロやオーケストラとの共演を続けています。(輸入元情報)

【収録情報】
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
2. ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
3. ピアノ・ソナタ ハ長調 K.545
(第16番、旧第15番)

 カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ、指揮:1,2)
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団:1,2)

 録音方式:ステレオ(デジタル)

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番〜第2楽章

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K.466の終楽章では定番の位置で、ごく短い...

投稿日:2024/11/18 (月)

K.466の終楽章では定番の位置で、ごく短いアインガングを入れているが、驚くべきことに、それ以外まったく旋律装飾がない。フィルアップの「易しいソナタ」K.545(第1、第2楽章は全リピート実施、第3楽章は全くリピートなし)でさえそうなのだから、これは完全に確信犯の「反時代的」演奏と言うべきだろう。その代わりにあるのは、細やかなタッチの変化で、一楽節(数小節)ごとに音色ががらりと変わる。多彩なタッチの寄せ木細工のような演奏で、タッチの変化があれば旋律装飾など不要と言わんばかりだ。そのほかにも個性的な箇所は山盛りで、K.466第1楽章カデンツァ(両楽章ともベートーヴェン作)、第2楽章中間部などの闊達な動きは一聴して分かるが、疾風怒濤の終楽章はカデンツァの最後でさらにアッチェレランドし、最後のニ長調の結尾は猛烈に速い。K.488第一楽章カデンツァ(作曲者作)ではびっくりするようなテンポと強弱の変化がある。嬰ヘ短調の第2楽章は、近年では珍しい遅めのテンポ(7”23)で孤独なモノローグをじっくりと奏でる。 リシエツキとのベートーヴェン全集ではピアノを横置きにしてコンマスがオケを統率していた(全曲の映像がある)ASMFだが、今回は指揮もブニアティシヴィリということなので、内田光子風の弾き振りか。いずれにせよ、やや穏健なHIPで文句のない伴奏ぶり。このコンビ、今年の11月には韓国ツアーを行うのに、日本には来ないのは残念だ。   

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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映画音楽に何が採用されたかはさておき、こ...

投稿日:2024/11/09 (土)

映画音楽に何が採用されたかはさておき、この演奏は、よく言えば才気煥発。悪く言うとあざとい。ブニアティシヴィリは20番でも23番でもアレグロ楽章はあえて軽めのタッチで疾走感を出す。特に20番第三楽章の出だしはあまりに軽いが、これは彼女の狙いであり、よく考えた結果なのだろう。また緩徐楽章は一転して、じっくり歌い込む。寂寥感を漂わせたい、と言う意図がよく分かる。このように基本的には楽章毎の性格をハッキリ出した二元論的演奏。16番のソナタも同じである。よく練られてはいるものの、いじり過ぎの感もなきにあらず。よく言われる「モーツァルトは難しい」と言う典型では無いだろうか。このアルバムは両手をあげて賛同できないが、それでも自己主張が明確である、言う点は評価できる。自分なりに考え尽くしてのチャレンジが、ブニアティシヴィリを成長させるのだ、と私は思った。

てつ さん | 東京都 | 不明

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「アマデウス」に使われていますね。たしか...

投稿日:2024/10/15 (火)

「アマデウス」に使われていますね。たしかエンドロールのバックでしたか。ま、第1楽章の冒頭も使われていますが。

ひとちゃん さん | 徳島県 | 不明

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