Symphonies Nos.2,3,4,5,6,7,9 : Erich Kleiber / Vienna Philharmonic, Concertgebouw Orchestra, Staatskapelle Berlin, etc (1938-55)(4CD)

ベートーヴェン：交響曲第２・３・４・５・６・７・９番（４ＣＤ）
エーリヒ・クライバー＆ウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管、他

エーリヒ・クライバーが指揮したベートーヴェンの交響曲音源は、第2･3･4･5･6･7･9番の7曲と、比較的多く遺されており、複数音源が存在する曲もありますが、ここでは各作品1曲で、ボックスを構成しています。
　7曲中6曲は1950年代の録音で、第4･5･6番はライヴ音源、第3･7･9番の3曲については、デッカによる有名なセッション音源が使用されています。第2番のみ戦前のテレフンケンによる録音となっていますが、セッションのため非常に聴きやすい音です。
　エーリヒ・クライバーは息子のカルロスに多大な影響を与えたことでも知られており、たとえば第7番第2楽章の終わりの部分などからもそうしたことは確認可能で、このセットに収められたいくつもの演奏に別な楽しみ方を与えてもくれます。（ＨＭＶ）

【収録情報】
ベートーヴェン：
● 交響曲第2番ニ長調 op.36
　ベルギー国立管弦楽団
　録音時期：1938年1月31日
　録音方式：モノラル（セッション）
　原盤：TELEFUNKEN

● 交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　録音時期：1955年4月
　録音方式：モノラル（セッション）
　原盤：DECCA

● 交響曲第4番変ロ長調 op.60
　アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
　録音時期：1950年4月28日
　録音方式：モノラル（ライヴ）

● 交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
　シュターツカペレ・ベルリン
　録音時期：1955年1月28日
　録音方式：モノラル（ライヴ）

● 交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
　ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
　録音時期：1953年1月18日
　録音方式：モノラル（ライヴ）

● 交響曲第7番イ長調 op.92
　アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
　録音時期：1950年5月
　録音方式：モノラル（セッション）
　原盤：DECCA

● 交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
　ヒルデ・ギューデン（ソプラノ）
　ジークリンデ・ヴァーグナー（アルト）
　アントン・デルモータ（テノール）
　ルートヴィヒ・ヴェーバー（バス）
　ウィーン楽友協会合唱団
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　録音時期：1952年1月
　録音方式：モノラル（セッション）
　原盤：DECCA

　エーリヒ・クライバー（指揮）