SHM-CD

Sym, 7, : Karajan / Vpo

Bruckner (1824-1896)

User Review :5.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCG50011
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SHM-CD

Product Description

Japanese only SHM-CD pressing. Part of the Grammophon Best 100 Series. Universal. 2011.

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Comprehensive Evaluation

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本盤は、ベルリン・フィルとのブルックナー...

投稿日:2025/01/09 (木)

本盤は、ベルリン・フィルとのブルックナー交響曲全集中の7番と比べると印象がかなり異なる。ベルリン・フィル盤は、大変な名演ではあるものの、壮麗かつ精緻なアンサンブルとカラヤンの統率力とが前面に出てきて威圧感があり、かつての共産圏の国の軍事パレードの映像を連想させる。それに対して、本盤(ウィーン・フィル盤)は寂寥感のある演奏であり、羽毛のような温かく柔らかい響きが心にしみる。このような感じは、特に2楽章で強い(2楽章はベルリン・フィル盤より約2分長い)。この寂寥感は、カラヤンが、ウィーン・フィルを指揮できる期間はもう長くないと考えていたことから生じているようにも思われる。2つの演奏の間の違いは、曲についてのカラヤンの解釈の変化からではなく、カラヤンの心情の変化から生じたものであろう。オケを統率して完璧な演奏を追求したベルリン・フィル時代の姿勢が、最晩年には、オケとともに心ゆくまで曲を堪能するという姿勢に変わったのではないだろうか。カラヤンは、晩年に、ブルックナーの7・8、チャイコフスキーの4〜6、ドヴォルザークの8・9など、有名交響曲をウィーン・フィルと再録音したが、本盤を聴いて、カラヤンがもっと長生きしていたら、ウィーン・フィルと、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、チャイコフスキーの交響曲全集を完成したかもしれない(自身の寿命を考えて、ウィーン・フィルと、有名交響曲を優先的に録音したのかもしれない)、と想像した。

小川バッハ さん | 宮城県 | 不明

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天国的な美しさとも称された演奏で、冒頭の...

投稿日:2021/03/13 (土)

天国的な美しさとも称された演奏で、冒頭のチェロとホルンから、とろけるような音色が堪能できます。ベルリンフィルと録音した以前の演奏では、第7番としては、やや剛直で硬派な演奏だと感じていましたが、このウィーンフィルとの演奏では、柔らかい響きと、ゆったりとした歌い方が心地よいです。7番では、前半2楽章と、後半2楽章のバランスが気になるのですが、この演奏では、終楽章をゆったり目に演奏しているところも良いと思います。ベルリンフィルとの演奏では、ちょっと素っ気なく終わってしまうところが気になるので。

乱筆不治 さん | 東京都 | 不明

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ブルックナーはマーラーとともに、曲が長く...

投稿日:2020/11/04 (水)

ブルックナーはマーラーとともに、曲が長くて、なかなか一気に全曲を聴き通すのが大変ですが、この演奏では不思議と没頭して聞き通せます。そして、聴き終えた時の感想は「ああよかった」です。強奏時での音の濁りがあるのは否めませんが、それを差し引いても素晴らしい。

じじちゃん さん | 北海道 | 不明

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