Choral Works with Orchestra : Marzena Diakun / Comunidad de Madrid Orchestra & Chor, Agnieszka Rehlis(Ms)

ブラームス：管弦楽伴奏による合唱曲集

ブラームスの管弦楽伴奏による合唱作品を集めた1枚。ややもすれば『アルト・ラプソディ』や『運命の歌』などの重厚で陰影の濃い作品が注目されがちですが、軽妙な『愛の歌＝ワルツ』や、女声合唱と2つのホルンとハープによる繊細な透明感のある『4つの歌』も収録し、このジャンルにおけるブラームス作品の多彩さ、懐の深さを聴かせます。
　ポーランド出身の指揮者マルゼーナ・ディアクンはクルト・マズア、ピエール・ブーレーズ、マリン・オールソップらの薫陶を受け、スペイン、ドイツ、フランスを中心に進境著しい指揮者。2021年秋からマドリード州立管弦楽団（ORCAM）の芸術監督を務めています。（輸入元情報）

【収録情報】
ブラームス：
1. 運命の歌 Op.54
2. 4つの歌 Op.17〜女声合唱、2つのホルンとハープ伴奏による
　高らかにハープの音がひびく
　シェイクスピアの歌
　庭師
　フィンガルからの歌
3. 愛の歌＝ワルツ Op.52より
　Rede, Madchen, allzuliebes Op.52-1
　Am Gesteine rauscht die Flut Op.52-2
　Wie des Abends schone Rote Op.52-4
　Ein kleiner, hubscher Vogel nahm den Flug Op.52-6
　Die grune Hopfenranke Op.52-5
　Nein, es ist nicht auszukommen Op.52-11
4. アルト・ラプソディ Op.53〜アルト、男声合唱と管弦楽のために
5. 哀悼の歌 Op.82〜合唱と管弦楽のために
6. 14. 運命の女神たちの歌 Op.89

　アグニエシュカ・レーリス（メゾ・ソプラノ）
　マドリード州立合唱団
　ジョセップ・ビーラ・イ・カサニャス（合唱指揮）
　マドリード州立管弦楽団
　マルゼーナ・ディアクン（指揮）

　録音時期：2023年6月19,20日
　録音場所：スペイン、マドリード、Teatro Auditorio San Lorenzo de El Escorial
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）