ジャレド・ダイアモンド

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銃・病原菌・鉄 下巻 草思社文庫

ジャレド・ダイアモンド

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794218797
ISBN 10 : 4794218796
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界史の勢力地図は、侵略と淘汰が繰り返されるなかで幾度となく塗り替えられてきた。歴史の勝者と敗者を分けた要因とは、銃器や金属器技術の有無、農耕収穫物や家畜の種類、運搬・移動手段の差異、情報を伝達し保持する文字の存在など多岐にわたっている。だが、地域によるその差を生み出した真の要因とは何だったのか?文系・理系の枠を超えて最新の研究成果を編み上げ、まったく新しい人類史・文明史の視点を提示した知的興奮の書。ピュリッツァー賞・コスモス国際賞受賞作。朝日新聞「ゼロ年代の50冊」第1位。

目次 : 第3部 銃・病原菌・鉄の謎(承前)(文字をつくった人と借りた人/ 発明は必要の母である/ 平等な社会から集権的な社会へ)/ 第4部 世界に横たわる謎(オーストラリアとニューギニアのミステリー/ 中国はいかにして中国になったのか/ 太平洋に広がっていった人びと/ 旧世界と新世界の遭遇/ アフリカはいかにして黒人の世界になったか)/ 科学としての人類史

【著者紹介】
ジャレド・ダイアモンド : 1937年ボストン生まれ。生理学者、進化生物学者、生物地理学者。ハーバード大学、ケンブリッジ大学で博士号を取得。カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授。アメリカ国家科学賞、タイラー賞、ピュリッツァー賞、コスモス国際賞など受賞多数。長年にわたってニューギニアでフィールドワークを続けている

倉骨彰 : 数理言語学博士。専門は自動翻訳システムのR&D。テキサス大学オースチン校大学院言語学研究科博士課程修了。同校で数学的手法による自然言語の統語論と意味論を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • absinthe

    アフリカから出発した人類が、どの時期に定着したかも文化の進み具合に影響を与えた。南北アメリカは人類が最後に到着した大陸になった。その後、文明の発祥したオリエント、平野が多く海岸線がなだらかなアジア、海岸線が複雑で山がちなヨーロッパの競争が始まった。長い間出遅れて、追う立場が続いたヨーロッパは、一つの国家に占められなかったため競争が激化し武器の発展が特に速まった。その結果、武器を用いて世界征服にのりだせた。有名税なのか本書は批判も多い。でも読んでから批判したほうが良い。

  • Nobu A

    上巻に続き下巻も読了。読まなかったら後悔するところだった。購入し書架に埃を被っていた状態だったからそれはないけど。計8百頁強。一般読者向けに学術書を平易な筆致で執筆した本書。所々難解や冗長な箇所有りだが、読み応え十分。環境決定論まで行かなくても環境が多大に影響して現代の世界が創られたのが浮き彫りに。余剰作物を貯蔵可能な食糧生産が与えた影響、南北に広がるアフリカ大陸と東西に広がるユーラシア大陸の環境差等、著者の着眼点に感銘すら覚える。歴史を考察する営みに浪漫を感じ、そこから何を学ぶかがとても重要だと感じる。

  • mae.dat

    文字無くして、今の文明を持つ事は無いでしょうね。文字は、ここと遠くを結び、過去と現在と未来を繋ぎますからね。知識の伝播と集積には不可欠。そんな文字は、儂らが生まれた時には、既にあったので気付きにくいですが、産み出すのは難しく。また書記と言う職業を作るには、農作、畜産を行って余剰食料を持つ必要があるんすねー。なるー。農耕による定住化大事ね。 でもね、日本人が漢字を使うのは、社会ステータスが高いと思っている訳ぢゃ無いよね。だれかダイアモンド氏に教えてあげたかい?

  • きみたけ

    下巻だけでも400頁あってなかなかヘビーな内容でした〜😅 著者は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授で進化生物学者のジャレド・ダイアモンド氏。日本に地理的に近い東アジアや太平洋域の人類社会・歴史の経路に重きを置いた、人類史全体を俯瞰・説明した一冊。タイトルにあるように「銃・病原菌・鉄」が人類史上のターニングポイントとなったことがよく分かりました。

  • ねこ

    文字と車輪の発明。この2つを持っている集団と持たざる集団では技術水準や力の大きさが天と地との差が生まれるだろう。文字は知識を場所と時間を隔てた所へ伝えられる。そして知識は力となる。車輪は荷物の大量移動が可能になり勢力拡大が可能になる。回転式ひき臼、歯車、磁針風車なども優れた発明。これらを「実体の模倣」が伝播し技術が発展。それ故に平等な社会から集権的な社会へ。人類の長い歴史が大陸ごとに異なるのは人々の生まれが異なっているからではなくそれぞれの大陸の環境が異なっていたからだって。13000年の人類史ぱねぇ!

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