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ファミリー下 シャロン・テート殺人事件 草思社文庫

エド・サンダース

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794222589
ISBN 10 : 4794222580
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

チャールズ・マンソン率いるファミリーは1969年夏、映画監督ロマン・ポランスキーの妻で臨月を迎えていた女優シャロン・テートらを惨殺し、スーパーマーケットのオーナー、ラビアンカ夫妻を殺害する「テート=ラビアンカ事件」を起こし、全米を震撼させる。その後も西海岸を中心に次々と猟奇的な殺人事件を起こしていく。アメリカのある若者の一集団が、どのような経緯をたどり、殺人集団と化したのか。膨大な公判資料やインタビュー取材から、その実態がリアルな筆致で書き綴られる。

目次 : 2 殺人―一九六九年六月二十五日から八月十五日まで(ゲイリー・ヒンマンの死/ 地獄の穴への金敷台/ シエロ通りの死/ プールサイドをおおう恐怖の波/ 二日目の夜)/ 3 マンソン逮捕―一九六九年八月十六日から十二月一日まで(捜索/ 狂気と暴力―スパーン・ランチ、一九六九年八月十日‐三十一日/ 砂漠のロンメル将軍―バーカー・ランチ、一九六九年九月/ デューンバギー戦闘部隊/ マンソン逮捕―一九六九年九月二十日‐十月十二日/ 真相の解明―一九六九年十月‐十一月)

【著者紹介】
エド・サンダース : 1939年ミズーリ州カンザス・シティ生まれ。ニューヨーク大学でギリシャ語を学んだのち、平和運動に参加。62年季刊誌「Fuck You」を刊行。65年、ロックグループFugs結成

小鷹信光 : 1936年、岐阜県高山市生まれ。2015年没。早稲田大学第一文学部英文科卒業。ワセダ・ミステリクラブ以来のミステリーファンで、ダシール・ハメット、レイモンド・チャンドラーなど、アメリカ・ハードボイルド・ミステリーの紹介・評論・翻訳の第一人者。松田優作主演のテレビドラマ『探偵物語』の原案でも知られる。著書『私のハードボイルド』で推理作家協会評論賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こばまり

    詩人、ミュージシャンとして同時代を生きた筆者にとって、C.マンソンは陰陽の関係にあったのではないか。だからこそこの事件に取り憑かれた。ルポルタージュを期待するなら他を当たるべきだが、当時の息吹を感じられる歴史的資料として一読の価値あり。

  • ぐうぐう

    マンソン・ファミリーがロマン・ポランスキー邸を襲撃したのは、そこにシャロン・テートがいたからではなく、まったくの偶然であったことは周知の事実である。しかし、マンソンとポランスキーは、実に表裏の存在として見事に対照的なのだ。カリスマとしてハリウッドの階段を華麗に駆け上るポランスキーと、カリスマとしてイエスを名乗りカルト集団を率いるマンソン。両者は同じようにパーティーを主催し、ドラッグで陶酔感を高めていた(実際、シャロン・テート事件が起こった際、捜査当局はマンソン・ファミリーにではなく、(つづく)

  • 活字スキー

    それはチャック・ザ・ナイフ改め、セックスとドラッグに満ちたチャーリー・アンチ・クライストの伝説。黙示録の四騎士がホワイト・アルバムを通して呼びかける。さあ来いよチャーリー、立ち上がれ。終末の時ヘルター・スケルターが迫っている。気鋭の映画監督ロマン・ポランスキーの愛妻シャロン・テートは臨月を迎えていた。知ったことじゃない。おまえたちは、みんな死ぬんだ。世界で最も高貴な銃、コルトSAAバントライン・スペシャルが火を吹く。ブタどもに死を。

  • owl&shepherd

    「XXXX年X月X日に、○○が、□□と、△△で、◇◇した」こんな文章が延々と続く。内容は犯罪とセックス。読み通すには忍耐が要る。負の側面をいろいろ言われながらも、とにかく「ラブ&ピース」を標榜していたヒッピー・ムーブメントに幕を下ろすことになったチャールズ・マンソンを突き動かしたものは結局よくわからなかった。本人たちだって、わかっていないのでは?「連合赤軍」、「オウム」に匹敵するような事象なのに、日本語の書籍がほかにない。最近Fire買ったから、Kindle洋書を一冊試してみようか。

  • gerogeC

    (上巻より続き)闇に目が慣れる、影だったものが像を結ぶ。それは戦慄の瞬間でもある。マンソンを頂点とした奇怪な力関係、洗脳のロジック、殺人に至るまでの集団心理、そのすべてを解決するための本ではない。ただ、まるで彼らが夜な夜な行う目的も内容も不明瞭な儀式に立ち会ったかのような得体の知れない不安が、ときおり思い出したように挿し込まれる作者の冷めきった皮肉と共にいつまでも心に巣食う。

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