「大東亜共栄圏」と幻のスマトラ鉄道 玉音放送の日に完成した第二の泰緬鉄道

江澤誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779124983
ISBN 10 : 4779124980
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
414p;22

内容詳細

インドネシア・スマトラ島に、アジア・太平洋戦争中、巨大鉄道がつくられていた!敗戦の日に完成したこの鉄道建設で、多くの捕虜やロームシャが犠牲になった。膨大な資料の渾身の発掘・分析と現地でのていねいな聞き取り調査により、歴史の闇に埋もれていた幻の鉄道の全貌が初めて明らかになる。

目次 : 第1部 「大東亜共栄圏」と鉄道(「皇国の大東亜新秩序建設の為の生存圏」/ 東南アジア占領地における日本軍政/ 「大東亜共栄圏」を打通する鉄道)/ 第2部 スマトラ横断鉄道(スマトラ横断鉄道建設計画/ スマトラ横断鉄道建設と企業・鉄道連隊/ ロームシャの惨状/ 現地で村の古老・二世・三世に聞く/ 犠牲になった捕虜/ オランダ裁判・東京裁判から見たスマトラ横断鉄道建設/ 民間人抑留者と「慰安婦」/ 「大東亜共栄圏」の崩壊と敗戦後のスマトラ横断鉄道)

【著者紹介】
江沢誠 : 評論家。1949年千葉県生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業、横浜国立大学環境情報学府大学院博士課程修了・環境学博士。スマトラ横断鉄道の調査のプロセスで、戦時下の幻の新聞『スマトラ新聞』を発掘、復刻した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ahmad Todoroki さん

    犠牲者の数では決して泰緬鉄道に劣るわけではないスマトラ横断鉄道建設工事が何故忘却されたのか、関係者が残した一次資料や現地住民の証言などから浮き彫りにした労作。旧日本軍のデタラメぶりは工事開始前から敗戦後まで一貫していたと言えなくもない。スマトラ横断鉄道に関する類書は少ないので、関心のある方には必読書です。本書のインドネシア語版オランダ語版が出版される日は来るだろうか?

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