40歳が社長になる日

岡島悦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344031487
ISBN 10 : 4344031482
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

変化が予測できない時代。 企業が生き残るためには、「破壊的イノベーション」を起こし「非連続の成長」をする必要がある。 この時代に求められるリーダーは、「カリスマ型」ではなく、現場優先の「羊飼い型」。 そして、テクノロジーへの知見がある「デジタルネイティブ」になってくる。 先進的な企業は、次代のリーダーを求め、30歳からの社長選抜をすでに始めている。 本書では、「経営者のかかりつけ医」と呼ばれる岡島悦子が、40歳社長のなり方、創り方を超実践的な方法論と共に提言する。

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【はじめに 】2025年、日本の大企業にも「40歳社長」が多く誕生する 第1章 「40歳社長」が必要な理由 ・未来予測ができない、ビジョンが作れない時代 ・顧客インサイトは、組織の最前線にある ・「破壊的イノベーション」が必要な理由 ・「長時間労働」から「長期間労働」へ ・カルビー、リクルートの「働き方改革」の狙い ・ワークスタイルのイノベーション ・会社と個人の関係が変わる ・人間がAIに勝てるのは「課題の抽出」 ・富士フイルムとコダックを分けたもの 第2章 リーダーシップの型≠ェ変わる ・逆転のリーダーシップ ・アイディアがつぶされるメカニズム ・「ワイガヤ」の調整との違い ・星野リゾート型のリーダーシップ ・目指すは、「羊飼い型のリーダーシップ」 ・「揺らぎの設計」が破壊的イノベーションをもたらす ・AKBと映画界に学ぶ「揺らぎの設計」 ・組織文化づくりの「4つのキーワード」 第3章 「40歳社長」のつくり方 ・サクセッション・プランニング(後継者計画)支援の要望が増えてきた ・次の社長候補、今、45歳ではもう遅い ・今の30歳が持つ強力な武器 ・会社はエリートプログラムをつくれ ・セプテーニグループ、AIを使って「最適配置」 ・経営トップが、リーダーを戦略的につくる意思を持つ ・CEOは徒弟でしか育たない ・10年後の経営トップ像の不確実性 第4章 ダイバーシティ推進論の誤解 ・ダイバーシティの真の意義 ・各社によって「多様性」の正解は異なる ・女性活躍推進はひとつ目の矢に過ぎない ・組織のOSを変えなければ、多様性は機能しない ・女性の意識も変えなければいけない ・女子も男子もかかっている「10大疾病」 ・なぜ女性は「ロールモデル」を求めたがるのか ・「早く打席に立つ」「早く複数部署を異動する」 ・ロールモデルを自分で創作してしまう ・イクボスも変わらないといけない ・「不幸自慢」を禁止にする ・「経営トップコミットのスポンサーシップ」 第5章 「40歳社長」になる方法 ・新時代リーダーの10要件 ・「残念な人」になってはいけない ・「保守的なキャリア」は、これから危ない ・傍流はむしろ喜べ。会社は修羅場に送り出せ ・大企業でも40歳社長が誕生する ・40歳が変化をリードする理由 ・人間力、共感力、共創力 ・自己効力感を高められるか ・ピグマリオン効果を積極的に活用する ・大きな経営観、経営哲学を持てるか ・チャンスは偶然ではない。機会開発も努力次第 ・自分のタグを見つける。掛け算を増やす ・今ない仕事、領域をつくる ・人生100年時代のキャリア開発 【おわりに 】「未来をつくる人」への応援書

【著者紹介】
岡島悦子 : 株式会社プロノバ代表取締役社長。経営チーム開発コンサルタント、経営人材の目利き、リーダー育成のプロ。年間200名以上の経営トップに対し、経営課題と事業ステージに合致した「最適な経営チーム」を特定し、後継者登用・外部招聘・経営者コーチング・経営者合宿等支援サービスをハンズオンで提供。三菱商事、ハーバードMBA、マッキンゼー、グロービスを経て、2007年プロノバ設立。アステラス製薬、丸井グループ、セプテーニ・ホールディングス、リンクアンドモチベーション、ランサーズの社外取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ハッシー さん

    ★★★★☆ 「経営者のかかりつけ医」と呼ばれる著者が、40歳社長のなり方、作り方を提言する。良く纏まっており、刺激を受けた。変化が予測できない時代に企業が生き残るためには、持続的イノベーションではなく、破壊的イノベーションが必要となる。先進的な企業はすでに、テクノロジーへの知見をもつデジタルネイティブの世代(30代)を選抜を始めている。トップのコミットメントとともに、横並び人事の廃止し、年齢や今の役職にかかわらず、経験の機会を提供する仕組みは必要なんだと思う。

  • Kentaro さん

    テクノロジーは進化し、デジタル革命により、経営におけるテクノロジーへの理解は欠かせないものになっている。そんな中、経営者が一気に若返りをする企業が出始めた。スマートフォンやインターネット、ビッグデータにAI、自動運転やブロックチェーンといったテクノロジーを如何に自社のビジネスに取り込めるかが勝負になってくる。であれば、これらのテクノロジーに、慣れ親しんだデジタルネイティブ世代が経営する40歳社長が求められて来ておかしくないのだ。 そして、これからの時代、AIがかなりの課題解決に貢献してくれるだろう。

  • ミエミル さん

    ★3.0 仕事の資料として。持続的イノベーションと破壊的イノベーション、画一的な組織とダイバーシティを活かす組織を対比した図が分かりやすく面白い。

  • かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO さん

    自分はスタートアップ、ベンチャーの世界で生きてきたので、正直ピンとこなかった。40歳とかだと最高齢の部類に入るし、社長は20代、30代前半の世界だったので、感覚的には理解できないが、大企業などでは、40代の社長だと抜擢人事などと言われるのだろうか。

  • hirokikojima0721 さん

    この先、継続して収益を上げ続けることがこれまでより困難な時代が来る、その時代の流れにあったビジネスモデルへ破壊的創造を行うために、これからは大企業の社長・代表取締役に40歳までに就任する時代が来るという。テクノロジーを活用できるのは子供の頃からスマートフォンやPCに触れて育った現在の20代30代が早い時期で社長となり会社を引っ張ってゆくことを様々な視点から分析している。

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