ラロ・シフリンの初期の傑作であり、大作である。発売と同時にレコードを買い聞きました。すごいの一言です。超一流のアレンジャー、コンポーザー、ピアニストであり、クィンシー・ジョーンズ、ミッシェル・ルグランと共に心から敬愛する大音楽家である。

これで聴けるDIRTY HARRY!余りの格好良さにブッ飛びます。サウンドトラックとは別の72年シングル盤バージョン。刑事物VA盤にも入ってたが音質断違い。それと、燃えよドラゴンのサントラ演奏者陣に感動した。

バロック朝以前のクラシックをジャジーに仕上げた所に「奇盤」たる由縁。 そのバランスが奇妙に調和して、聞いて心地よい。 上等なBGMもよし、聴き込むもよし。 多様な要素を持った「奇盤」＆「名盤」である。