Close To The Edge (＋DVD Audio)

祝！危機5.1MIX。2002年に｢こわれもの｣のDVD-Aが出た際に、次は危機だと言われながら早10年。思わずBlu-ray AudioとDVD-Aの2ヴージョンを購入。簡単に違いを記しておきます。 まずBlu-ray Audioの方は、E式後期風の紙ジャケで、サイズは日本の紙ジャケと同サイズ。ゲートホールドで1枚ずつ収納する様になっています。内袋は白で、例の読みにくい歌詞はブックレットに印刷されています。 DVD-Aはダブルデジパック（クリムズンの40周年記念輸入盤と同じ）。 Blu-ray AudioはSingle version＆edits内の｢同志｣プロモシングル・ステレオバージョン（盤起こし）と、スティーブ・ウイルソンMIXのインストバージョン（全曲プラス｢アメリカ｣）、マトリクスA1/B1のアナログ盤起こしが追加されています。その他音源は共通ですが、スペックが違うのでご注意を。CDは共通です。 ステレオのステーブ・ウイルソンのRE-MIXはオリジナルに則したものですが（すごいコピー能力！）、40年の経年劣化をきれいに取り除いた様なリアルなサウンドで、特に｢人の四季｣〜ウエイクマンのオルガンソロ〜クライマックスへとの流れに思わず大興奮。もちろんシベリアン・カートゥルのイントロの音よれもありません。5.1は、案外リアに回した音が少なく、オリジナル・ステレオのイメージで情報量の多いサウンドを楽しめます。 スティーブ・ウイルソンはイエス作品を3作手がけたそうで、｢こわれもの｣？と後は秘密らしいです。無事にリリースされます様に。

イエスの最高傑作「危機」の決定版だと思います。 ここ数か月で立て続けに「危機」のハイレゾ版がリリースされました。 １．Mobile Fidelity（SACD） ２．SACD Box High Vibration (16枚組）（SACD） ３．Steve Wilsonによるリマスター版（DVD Audio)　この商品 ４．Steve Wilsonによるリマスター版（Blu-Ray Audio) 商品詳細が明示されていないものがあり、正直区別がわかりずらいのです。１と２はSACDステレオのみでマルチチャンネルは収録されていません。一方、３と４はステレオのハイレゾだけでなく、96/24のマルチチャンネルも同時に収録されています。 なぜ同時期にいろいろなレーベルからバラバラとリリースされたかは謎です。。。大人の事情でしょうか。。。 この商品が決定版だと思うのは、何といってもマルチチャンネル音源が入っていることに尽きます（４もそうですが、Blu-Ray Audioはスペックは同じなのに割高です）。プログレはやはりマルチチャンネルで聴くと別次元の感動体験になると思います（Pink Floyd, ELP, King Crimsonのマルチチャンネル然り）。