Web Designing (ウェブデザイニング)2024年 6月号

サイト構築のためのトータルデザイン誌

【第１特集】「デザインと言語化」言葉を味方につける考え方と実践法かつてのＷｅｂでは、専門知識と技術があれば仕事は十分に成立したはずです。しかし、つくって終わる時代が過ぎ去ったいま、Ｗｅｂ制作の現場では言葉の重要性が高まっています。クライアントやチームに対して、なにを、どのようにつくるのかといったプロセスにおいてだけでなく、完成物をも言葉で説明する必要もあります。コミュニケーションの質と量がプロジェクトの成果に結びつくことは、制作の現場にいる方であれば誰もが実感されていることと思います。本特集では、「デザインと言語化」についてさまざまな側面からアプローチを試みます。言語化のメカニズム、コミュニケーションと言葉をはじめ、Ｗｅｂ制作に絞った言語化トレーニングなど、多様な記事で言語化のポイントを解説していきます。【コンテンツ】・デザインと言語化についての「対談集」・いまなぜ言語化が必要なのか？・言語化のメカニズムとは？・Ｗｅｂ制作者のための「言語化トレーニング」・さまざまなジャンルの方に聞く「言語化」について【第２特集】Ｗｅｂアクセシビリティの型と形２０２４年４月１日より、障害者差別解消法の改正内容が適用され、民間事業者の「合理的配慮」が義務づけられることになりました。障害のある人が生活する上でバリア（障壁）を取り除くためにできる範囲の対応をする、Ｗｅｂサイトの場合ではＷｅｂアクセシビリティを確保することがこれに当たります。本特集では同法改正案に触れながら、そもそもＷｅｂアクセシビリティで重要なポイントはなにか、なにをどこまで対応すべきなのかなどについて、解説していきます。