In Shoals

数枚のスプリット音源をリリースの後、2007年に独・名門レーベルLifeforceよりリリースされた1stフルアルバムにて、世界中の激音シーンを震撼させた、ベルリン出身の5人編成プログレッシヴ・ブルータル・ビートダウン・デスコア・バンド、WAR FROM A HARLOTS MOUTHが遂に最新フル・アルバムをリリース！THE DILLINGER ESCAPE PLAN、BETWEEN THE BURIED AND ME
等のファンから、SUICIDE SILENCE等のデスコア勢、更にはDYING FETUS等のファンにもアピールする、全てにおいて臨界点を超えたエクストリーム・サウンド未来型!!!


本作よりThe Oceanの元ヴォーカリスト、Nicoが加入しパワーアップした本作は、初フルにして名盤であった前作を軽く凌ぐ内容！
グラインドコア/カオティック・コアの、光速連打される超絶技巧の切迫感に、デスメタル/デスコアの圧殺的重量感と残虐性、TOOLやMESHUGGAHにも通じる技術のみでは実現不可能である高度なポリリズムの嵐、知性とユーモアに富んだジャズ・ロックにも通じるプログレッシヴな展開、天空から真っ逆様に落下し顔面から地表に激突する車田正美式・急転直下・無慈悲ブレイクダウン、そして否が応でも体がリズムに過剰反応を起こすニュースクール的モッシュパートと扇情的かつキャッチーなシンガロングコーラス…それら全てが破綻することなく、精巧なギアが光速で切り替わるようにスムーズに、各ファクターが同軸で回転する安易にカテゴライズできないアメイジング・エクストリーム・サウンド。
怒涛のシュレッドリフからキャッチーなスラッシュリフへ、更には光速トレモロ・リフへ移行したと思えばポスト・ロック的引きの展開へ…と、変幻自在かつ超絶アンサンブルを披露するツイン・ギター。複雑怪奇でありながらも聴き手を置いてけぼりにはしない、破天荒ながら整合性のあるリズムを完全制御するベースとドラム。咆哮、絶叫、怒声を矢継ぎ早に繰り出しつつも天性の声力（こえちから）でキャッチーな魅力を放つヴォーカル。そのどれもが独・必殺の電撃戦の如く怒涛の攻勢で押迫る圧倒的エクストリーム・サウンド！


前作で聴かせた名演、「サンプリングされた自動小銃の射撃音とリズムをシンクロさせる」といったセンスの良さ、加えて、その独自性を際立たせつつも決して浮いていないジャズ/ポスト・ロック的な引きの展開、更に、彼らの肝とも言える「さりげないキャッチーさ」と知的ユーモア・センスも健在。
エクストリーム・
ミュージックの醍醐味が凝縮された全世界の激音・轟音ファン感涙の名盤！！！