CD

Moonlight Echoes

Walter Lang (ウォルターラングトリオ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AS145
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

そこには楽しさや懐かしさ、温かさや切なさ…
美しい月夜の情景が織り込まれている。

ふわりと薄い月浮かぶ宵のうち、たなびく音色が夜の気配を連れてきた。星くずを刻むドラムは低い弦音に寄り添い、ピアノから紡ぎだされる旋律が全体に月影を織り込んでいく。美しいコード進行と繊細な音の積み重ねで、気付くとすっかり夜の世界に引き込まれていた(M1)。前作『Starlight Reflection』から2年、ドイツのピアニスト、ウォルター・ラングがふたたび物語のページを開く。そこには楽しさや懐かしさ、温かさや切なさ……13の『Moonlight Echoes』が映し出されている。
今回もサイドにはベースのトーマス・マックソンとドラムのセバスティアン・メルクが起用され、絶妙のバランスをもって背景を、時には前景を色付ける。確かな技量と音楽性を持ち合わせたピアノは、信じられないくらいのさり気なさで貴重な音を紡ぎだす。
コール・ポーター作の「Every Time We Say Goodbye」は、旋律と和声が溶け込むバラードナンバー。一音たりとも無駄がなく、コントロールされたサステインペダルの使い方も印象的だ。“長調なのに切なく聴こえる”という実際の歌詞の一節を体現した、月夜らしい風合いに仕上がっている。「Semana Santa」は一転して、スパニッシュスケールが胸躍るオリジナル曲。鍵盤から指を離すときは空気を切るように、歯切れよく瑞々しいダイナミクスがなんとも楽しい。力みがないのに迫力もあり、まさに情熱的な月夜を映し出した演奏だ。
ウォルター・ラングは人の心に明かりを灯すピアニストだ。聴き手はこのアルバムの、このどこか懐かしい温かみをきっと大切にしたくなるだろう。
Text by 小島万奈

Walter Lang (p)
Thomas Markusson (b)
Sebastian Merk (ds)

収録曲   

  • 01. SeteAneis
  • 02. I Didn't Know What Time It Was
  • 03. Every Time We Say Goodbye
  • 04. Danca Da Fita
  • 05. Alone Together
  • 06. Before the Storm
  • 07. What Makes the World Go 'Round
  • 08. Well, I Thought So
  • 09. Alberti
  • 10. I've Got the World on a String
  • 11. Semana Santa
  • 12. Where or When
  • 13. When the Day Is Gone

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