心にじんわりと染み入る曲がたくさんあります・・・BGM程度にしようと思っても気づくと聴き入ってしまってますね

打ち込みを導入したからか前作より少し軽く、ポップに仕上がっててる感じ。リリースは秋でしたが、ラストのHere In Pleasantvilleのようにさわやかな曲が多い。夏にこのアルバムを聴くと、清涼感を運んできてくれて心地よく過ごせそうな感じがします。

深い歌詞に明るく軽妙なﾛｯｷﾝｻｳﾝﾄﾞ。父と比較され続ける苦しさと闘いながらも、素晴らしいﾄﾘﾌﾟﾙA作品を作り続ける。ﾌﾞﾚﾝﾀﾞﾝﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽはじつはﾄﾘﾌﾟﾙA作品に多く見られることもﾎﾟｲﾝﾄだ。

ついに来たかブレンダンってかんじの音作りですね。BRINGING DOWN THE HORSEに匹敵する名盤の誕生を感じさせました。

音質は前作に比べてかなり良くなってます。SLEEPWALKERは名曲ですね。SOME FLOWERS BLOOM DEAD等のついつい口ずさんでしまうナンバーと、涙を誘うバラードが見事に調和してます。

音質はあまり良くありませんが、ジェイコブのソングライティング能力の高さを感じさせる曲が並んでいます。個人的にはASHES TO ASHESのような軽快な感じの曲が好きです。

ジャケのせいでしょうか、全体的にダークな雰囲気が漂っています。曲はいいのですが、打ち込みを使っている曲もあったりするので、なんとなく他のアルバムと比べて実験的な感じがします。

ボーナストラックとなっているused to be luckyがすばらしい。　the bandのようにルーツに起因しながらもあざとくなくオルタナティブも着る音楽性。哀愁の音楽。

何を今更かもしれませんが、このアルバムでジェイコブの事を見直しました。2005年のBEST1候補。

彼らのアルバムでは群を抜いてると思う。変に媚びてないしいい。秀作。