北タイ王国の面影

W.a.r.ウッド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750357201
ISBN 10 : 4750357200
フォーマット
出版社
発行年月
2024年04月
日本
追加情報
:
424p;20

内容詳細

19世紀末から約80年間タイで暮らしたウッドが北部タイ大使館、領事館勤務時代の見聞をもとに創作をまじえて書いた短編集に、政治経済の移り変わり、土着的信仰、習俗、仏教、ジェンダー観など物語の背景にあるラーンナー王国の歴史・文化の解説を付する。

【著者紹介】
W.A.R.ウッド : 1878年英国生まれ。ベルギー、スイス、ドイツに滞在し多言語を習得。1895年に英国のアジア通訳生試験に合格。18歳でタイ王国バンコクへ派遣され、2年後に英国公使館員となる。主に司法に携わり、1903年から05年までバンコク裁判所事務官として勤務。その後、北部のナン領事館副領事に就任。領事館閉鎖で1906年にチェンラーイへ配置転換。ここで北タイ人のブーン嬢と結婚。1908年南部のソンクラー領事館副領事に任命され、国際裁判所裁判長も兼務。1911年から北部へ戻り、ラムパーン領事館を経て1913年からチェンマイ領事館勤務。1919年に英国政府からC.I.Eを、1935年にはC.M.Gを授与。1970年にチェンマイで死去(享年91)

吉松久美子 : やまもとくみこ。1954年生まれ。東京外国語大学地域研究科(学術)博士。文化人類学専攻。大東文化大学退職後、慶応大学、東京大学、青山学院大学大学院等で非常勤講師。2023年定年退職。主著に『移動するカレン族の民族誌』(東京外国語大学出版会2016)、やまもとくみこの筆名で「“私”の存在」(1985年潮出版社第4回潮賞受賞)、『中国人ムスリムの末裔たち』(第10回小学館ノンフィクション大賞優秀作2004)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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