女パンクの逆襲──フェミニスト音楽史[ele-king books]

Vivien Goldman

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784910511030
ISBN 10 : 4910511032
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352p;19

内容詳細

女たちはいかにしてパンクをクリエイトしたのか!? 女性にとってパンクとは何を意味したのか!? パンク学者による、女性パンクロッカーたちの歴史を描いた名著、いよいよ刊行!

パティ・スミス、デボラ・ハリー、ポーリー・スタイリーン、スージー・スー、クリッシー・ハイド、ザ・レインコーツ、ザ・スリッツ、あるいはグレイス・ジョーンズにビキニ・キルにスリーター・キニー、プッシー・ライオット……これは音楽に変革をもたらした女性たちの物語であり、女性パンクが果たしてきたことの意味を議論し、人種やジェンダーの問題にも切り込んだ先験的なフェミニスト音楽史。すべての章に重要曲のプレイリストもあり。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しゅん さん

    パンク・ニューウェーブの真っただ中で活動し、フライング・リザーズのメンバーでもあった著者が、イギリス・アメリカ・ドイツ・ブラジル・ロシア・中国・チェコなどなど、世界中にいる「She-Punk」たちを一繋ぎの文脈で綴る一冊。時代と土地はバラバラながら、男性中心社会や恋愛至上主義、レイプや殺人、宗教的抑圧に対抗してきた点で共通している。同時に、立場や思想の差異にも言及する。読むと同時に、紹介されている楽曲を聴くことで、立体的な体験として充実できた。重さと爽快さが共存しているような感触が残る。

  • Y.Yokota さん

    自身もFlying Lizardsなどで活躍した著者による、女性パンクの歴史考察とミュージシャンの紹介。歴史といっても時系列ではなく、4つの章ごとに10組ずつぐらい、ちょっとした繋がりを元に縦横無尽に筆は進む。Amazonに翻訳が読みづらいってあったけど、著者の元々の言い回しもなかなか挑戦的なんだと思う。欧米に限らずインドや中国のバンドも紹介していて、まだまだ知らない事もいっぱいあるなと思う。Au Pairsが載っていて改めて聴いたけど、めちゃめちゃカッコいい!

  • GO-FEET さん

    取り敢えずは、興味のある項目のみ読了。 もちろんこちらの知識不足もあるのだけれども、ロック関係の翻訳本ってなんかやけに読みにくいですよねぇ〜 訳がこなれてないというかなんというか…… なんでなんやろねぇ? 第3章 第8項 Rhoda Dakar 2トーン・スカ・ムーヴメントを先導したレディによる、映画的かつ恐ろしデートレイプについての物語仕立ての曲。 第4章 第6項 Pauline Black ポーリン・ブラックと彼女の2トーン・スカ・バンドのウィットと活力は、たいていは敵対的なメディアをも魅了した。

  • Eiki Natori さん

    アジア人で男尊女卑に抵抗する歌を歌い、ブルーハーツに影響を受けているLINDA LINDASの記載があれば良かったが、それがなく、若干古めの知らないバンドについての言及が多かった。少年ナイフについての言及もいまいち。

  • Jessica さん

    社会学の論文レベルの内容とそれ以上のボリューム感のフェミニスト的観点から見た女性歌手(主にパンク)の音楽史。 王道の英国を始めとする英語圏の情報のほか、ロシア、日本、インドネシアのインディーズに至るまで背景と歌詞と共に紹介していたので少し情報量に圧倒されました。 「骨の髄までインディペンデントで根性のある女たちーそれに平行線を描く支離滅裂なアチチュードの男たち」というような皮肉めいた言い回しと、綴られる笑えない状況を興味深く学びました。(上から目線で既得権益野郎みたいな言い回しで恐縮ですが)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Vivien Goldmanに関連するトピックス

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品