On Broadway: The Songs Of Barry Mann And Cynthia Weil

60年代NYの名曲生産工場ブリル・ビルディングでキャロル・キングやバート・バカラックらと凌ぎを削ったゴールデン・ソングライター・コンビ、バリー・マン＆シンシア・ワイルの名曲を集めた編集盤。1962〜1976年に発表された28曲で構成されており、内6曲が初CD化。それ以外も同様の企画物には収録されていないレアな音源ばかり。ディオンヌ・ワーウィック、BJトーマス、クリスタルズ、シュレルズ、デルフォニックス、ジャッキー・ウィルソンなどのエヴァーグリーンな名曲揃い。32ページ豪華ブックレット付。

バリー・マンこと本名、バリー・インバーマンは1939年ニューヨーク生まれ。50年代終りからソングライターとして活動を初め、1960年にはソロシンガーとして、ジェリー・ゴフィンとの共作『Who Put The Bomp（邦題「しびれさせたのは誰」）』でデビュー。全米7位のヒットを記録。しかしシンガーとしてそれ以降ヒットはなく、ソングライターとして、いわゆるブリル・ビルディングで妻となるシンシア･ワイルとコンビを組み大ヒット曲を多くのアーティストに提供。ライチャス・ブラザース「ふられた気持ち」を初め、ドリフターズ、リンダ・ロンシュタッドなど、彼らが関わった曲は50曲以上が全米ホット100入りしている。1987年には夫婦で｢Songwriters Hall Of Fame｣に殿堂入り。70年代以降のバリーのソロは、『Lay It All Out』（1971）、『Survivor』（1975）､『Barry Mann』（1980）がある。2000年にはセルフ・リメイク・アルバム『ソウル&インスピレーション』をリリース。今も音楽出版を経営しながらソングライターとしても現役で活動中。

（メーカー・インフォメーションより）