サッチ･ホークス、サッチ･ハウンズ

■本編約84分　+　映像特典約19分 / 製作年:2008年 / 製作国:アメリカ

【映像特典】
★ジョー・プレストンが語るMELVINS
★ブラント・ビョークがJALAMANTAについて語る
★ジョー・カルドゥッチがSAINT VITUS、SSTについて語る
★WINO（THE OBSESSED、SAINT VITUS）インタビュー

【INTRODUCTION】
1970年のBLACK SABBATHの1stアルバム「黒い安息日」を起源とし、速さで過激さを追求したスラッシュ・メタルやビジュアル的派手さが売りだったヘアメタルとは間逆の、極限の遅さとぶ厚い音像、不穏な単音リフを重視し、都会から離れて森や砂漠で己のはらわたを吐き出す強烈な地下性を放射する音楽=ドゥームメタル。そんな世の中のロックシーンの裏街道に広がるこの恐るべき音楽の歴史を追ったドキュメンタリー映画がファン待望の日本語字幕付きで登場！ロックンロールの帝王MOTORHEADの暴走感やUSハードコアの怪物BLACK FLAGの怨念といった所謂王道からは外れた異端の王者たちに強い影響を受け、さらにはパンクロックやハードコアなどハードロックとは水と油のような関係性にあった音楽も吸収して独自の進化を遂げてきたドゥームは、いまではストーナー、ドローン、スラッジ、フューネラルなど様々なサブジャンルを形成し、全米の地下に漆黒の猛威を振るっている。DEAD MEADOWの楽曲からタイトルが取られた本作は、『アメリカン・ハードコア』(2006)や『スラッシュ・メタル/攻撃とスピードの暴虐史』(2008)と並び、アメリカのロックを知る上で外すことのできないバイブルといえる、必見の一作である。

【キャスト】
●Scott 'Wino' Weinrich (The Obsessed, Saint Vitus)
●Scott Reeder (Kyuss, The Obsessed)
●Matt Pike (Sleep, High On Fire)
●Mario Lalli (Fatso Jetson)
●Eddie Glass, Tom Davies (Nebula)
●Greg Anderson (SUNN O))))
●Mark Arm (Mudhoney)
●Stephen McCarty (Dead Meadow)
●Geof O'Keefe (Pentagram)
●Chris Hakius, Al Cisneros (Sleep, OM)
●Lori S, Joey Osbourne (Acid King)
●Isaiah Mitchell (Earthless)
●Ethan Miller (Comets On Fire)
●Noel Van Harmonson (Comets On Fire)
●Mike Eginton (Earthless)
●Mario Rubalcaba (Earthless)
●Joe Preston (Earth, Melvins, Thrones)
●Tony Tornay (Fatso Jetson)
●Larry Lalli (Fatso Jetson)
●Chris Kosnik, Bob Pantella, Finn Ryan (The Atomic Bitchwax)
●Michael Gibbons (Bardo Pond)
●Tony Presedo (TeePee Records)
●Josh Martin, Randy Huthy (Pearls And Brass)
●Stephen McCarty, Jason Simon, Steve Kille (Dead Meadow)
●Stephen O'Malley (SUNN O))), KTL )

【スタッフ】
監督・製作・脚本：ジョン・スレバラス

強烈な地下性、他に類を見ない暗黒性などを放射する音楽“ドゥームメタル”の真実を浮き彫りにするドキュメンタリー。全米のロック・シーンの裏街道に広がる、恐るべき音楽の歴史を追った過激ドキュメンタリー。(CDジャーナル　データベースより)