ヴァレンシアって当時から何か今一つ評価されてない、過小評価されてると思うんですよね。この人、凄い才能の持ち主ですよ。この「Valensia 2： K.o.s.m.o.s〜遙かgaia(地球)を離れて…...」は本当に名盤です。タイトル曲の「コスモス」だけでなく、哀愁たっぷりの名曲が満載です。特に「マスカレード」は一聴の価値ありです！

２０余年前に、名作ガイアでデビューし、衝撃波を私達に与えた彼のラストアルバム！アルドノヴァしかり、マイケルボルトンしかり、デヴィンタウンゼンドしかりで 才能ある人たちは、デビュー作から３作目迄がピークで残念ながらどうしても、そのボーダーを超えられない！ しかしながらヴァレンシアは中々健闘していて、今作は素晴らしいと思う！賛否はあるが、まずは聴いて欲しい そんな有終の美に相応しいアルバムだと痛感している。

QUEENのトリビュートを聴くのが初めてだったので、期待半分不安半分でしたが、さすがValensiaですね！完成度高いです！！選曲も素晴らしく好きです♪

クイーンのトリビュートは数あるが、フレディが乗りうつってるとしか思えない本作が間違いなくナンバーワンというオンリーワン。フレディがもし生きてたら、こういうセルフカヴァーアルバム出してたかも知れない。

プロデュース及び作曲スタイルに「音楽として」大きく前進性を設けようという意思の見られるこれまでの彼のポップスタイルとは良い意味で違ったアルバム。これまでの「聴き所満載」なポップ性にニューウェーブ感とアート性を追加した様なスタイルなので違和感はさしてないです。彼の好きなタイプの音楽の「発展系」を模索し始めた感じ。オリジナリティも向上。

M１１は「又、こういう曲が流行って欲しいと思って作った」そうです。オマージュなんで似てるのは当然ですよ。作ったのはガイア1より前だそうです。１アーティストのとしてみれば絶対に言われる程似てない。言われすぎなのは確か。尚、この時のプロデューサーは元水槽の清掃員（!）で駄目×２だった為、製作に時間が取れなくてかなり大変だったそうです、、、。

ｵﾗﾝﾀﾞが生んだﾊｰﾄﾞﾛｯｸの貴公子｢ｳﾞｧﾚﾝｼｱ｣の5枚目のｱﾙﾊﾞﾑ〜卓越したﾎﾟｯﾌﾟｾﾝｽに華麗でﾄﾞﾗﾏﾃｨｯｸな楽曲の数々､とても素敵です♪

どうやったらこんな素晴らしいメロディが作れるのだろう？本当に、彼は才能溢れるアーティストなのだと感嘆させられる。これまでGaiaが最高傑作だと信じ込んでいたし、Gaia2もいまいちだった。もうヴァレンシアも限界ではないかと疑心暗鬼だった。このアルバムは、そういった偏見を覆す脅威の傑作。人生の１枚だ！

期待通りの完成度でした！特に3は冒頭から鳥肌立ちました。-1点分はUnder PressureをDavid Boweiと競演して収録してくれなかったからｗ　QUEENのメンバーに新ボーカルとしてオファーがあるってのも、うなずけます。素晴しい！

よかったです〜(^^)相変わらずの美声と耳馴染みのいい曲で…聴き入ってしまいました☆彡 疲れた心にもささくれた心にも（もちろん元気な時だって!)よく効く素敵な音楽ですヨ!!一度お試しあれ(笑)