”Suspended Night”と比べると全体的に寂寥感が減って暖かい雰囲気があります。”Suspended Night”が秋だとしたら、こちらは春でしょう。

２００４年の２月にロンドンまで行ってクィーン・エリザベスホールで見ちゃいました。トーマス・シュタンコ、クールでカッコいかったです。理屈は、いらないので聞いてください！バックのハゲ・ピアニスト全然知りませんでしたが、マルチン・ボシレンスキのピアノの最高です。この人は、要チェックです。

ここに辿り着く人は既にこの商品の評価はご存知かと思いますが、あえて書きます…最高です！前作（Soul of the Things）よりバックの躍動感・演奏の自由度が増していると思います。勿論 Stanko のtpも冴えています！ ぜひ夜のお供に…

最高です。特に３曲目。 ２００４年のＴＯＰ３に入りますね。バックのシンプル・アコースティック・トリオの演奏もいい。

ポーランドのマイルス、トマシュ・スタンコがよき女房役のキーボーディスト、ヤヌシュ・スコウロンやギタリストのＡ．アポストリスらを率いて行ったライヴアルバム。エレクトロニクスを多用した抽象的かつ幻想的な演奏だが、そこに感情の迸りや哀愁感が濃厚に漂うのが彼の凄いところ。