Tenor Collection Review List 8 Page
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Posted Date:2011/11/08
ボノンチーニで始まり、ロッシーニがまるでアンコールのように歌われるこのアルバムは、選曲も見事ですし、なによりパヴァロッティ氏の心に染み入る歌唱がたっぷり味わえるリサイタルアルバムです。その美しい声と豊かな表現力、自然な歌唱は多くの人の慰めになるでしょう。
youone . |60year
Posted Date:2011/10/31
物凄い美声です。ベチャワは実演でも録音でも、とても上手いんですが時として艶やかな倍音を失う時があります。ファーストアルバムも、う〜ん、もう一声、と不満を感じるときがあります。でもこのアルバムでは完璧です。五線譜より上では艶やかな響き、そしてハイCに近づくにしたがってとてもスリリングは発声になるのですが、それでいてやはり倍音は失いません。 特にオネーギンのkudaは絶品です。時としてメロディラインの提示が不安定になりがちなスラブ系言語ですが、とても心地よく提示しています。 また、初めて聴くアリアも多かったのですが、親しみやすい曲が多いですね。特にラファエルのアリアは、とても耳に残りやすくわかりやすいメロディをハイCで締めるという、テノール馬鹿(?)必聴の一曲です。 久方ぶりの当たり年の筈がキャンセル続きでガタガタだった2011年の来日オペラ群ですが、そんな中で歴史的ともいえる名演となったMETのルチアの立役者の一人である彼をもっと聴きましょう!!
北のオペラファン . |20year
Posted Date:2011/09/02
ショックは、「operettaからLohengrinまで」とそのレパートリーの広さで知られる。このセットは「オペラ、オペレッタおよび映画からの名唱」という副題がついており、各CDには、1.映画スター、2.テナーとその歌、3オペレッタの英雄、4.レハールとカールマンのオペレッタから、5.オペラのテナー、6.ドイツ・オペラ、7.フランス・オペラ、8.プッチーニのオペラ、9.ヴェルディのオペラ、10.モーツアルト・テナーとリート歌手との題がついており、文字通り彼のレパートリーの広さを示すものとなっている。録音はモノラルで、一部を除いては聞きやすいものとなっている。オペラもすべてドイツ語歌唱であり、戦後のドイツ・オーストリアの音楽シーンを彷彿させ、ウィーンで聞いたラジオ放送を思い出させる。BGMとして気軽に楽しめるセットである。
Schottenbastei .
Posted Date:2011/08/27
安さに惹かれて購入しましたが、当たりでした。モノラル録音ですが、声の美しさは抜群で、「20世紀最大のテノール・リリコ」といわれることに納得しました。オペレッタは文句なしですし、ドイツ・リートすばらしいできでした。またプッチーニなどのドイツ語歌唱もあり、劇場では自国語での上演が原則であった時代の雰囲気も満喫できます。是非一聴をお勧めします。
Schottenbastei .
Posted Date:2011/04/28
愛のない人はレビューを書かないでいいですよ…。ビョルリンクは私に「声楽の魅力」を教えてくれたテノールです。それは、SP録音の「誰も寝てはならぬ」でした。余りの素晴らしさに気が遠くなるほど。妙な話ですが、朝、寝起きの際に毎日聞いていたことがあります。暖かくて、英雄的で、そして優しい声で、元気をもらえます。最高音でたっぷりとリタルダンドをかけるのですが、それがピタッとはまっていて、これを聞いてしまうと、どのテノールもそっけなくて聞いてられません。録音状態もあるのでしょうが、私には、カルーソやジーリといった歴史的テノールより、ビョルリンクの方が一枚上手だったのではないかと思っています。カルショーの自伝にも出てきますが、デッカのリングのジークフリートは、もしかするとこの人だった可能性もあるほど(急死で実現の可能性が途絶えた)、人気、知名度、実力共に兼ね備えた、最後の巨人といっても間違いないでしょう。よく知られたエピソードですが、重度のアル中であり、臆病もので、破滅的な人間でもあったようです。演技も下手くそだし、キャンセル魔でもあった。しかし、そんなどうしようもない人間なのに、彼が歌うメロディの端々に音楽の女神がほほ笑みかけるのですから、天とは不条理なものです。声のキャラクターはパヴァロッティに似ているような気もするのですが、この「高貴さ」はパヴァロッティは持ち合わせていないような気がしますね。とにかく、彼を知らないのは本当にもったいない。僕はこのボックスの告知を見て、椅子から5センチ飛び上がりましたね、いや、本当の話。こんなに安くていいの?クラシック好きの友達が近くにいたら配って回りたいくらいですよ。ぜひぜひ、聞いてみてください。
くるとん .
Posted Date:2011/04/23
絶好調のドミンゴを聴くことができます。同じDG録音のクライバーの「椿姫」やジュリーニの「リゴレット」などは最悪ですが、これは素晴らしい!ジュリーニの指揮がまたいい!お決まりの“スッタカ・タッタ”の伴奏形も弾き飛ばすことなく丁寧に演奏しているし、「愛の妙薬」の前奏のファゴットソロなどは心に沁みます。たかがイタオペの伴奏…などと思いがちですが、真摯に愛情を持って音楽に取り組んでいる姿勢がひしひしと伝わってきます。主役のドミンゴは「アイーダ」の燦然と輝く最後のB音、テノール殺し「真珠とり」の胸声による強靭なカンタービレなど、ただただ感心するばかりです。それにしてもパヴァロッティ、ドミンゴの後、声に芯のあるテノールは出てこないのでしょうか?アラーニャやカウフマン(ドイツ人ですが)などはお話になりません。
聖人・チェリビ抱っこ .
Posted Date:2011/04/09
母国のスヴェンスカが「病院?」というほど忘れられた存在となってしまったようだ。スイスの蓄音機コレクターの友人が「世界で最も美しい歌声」と讃し、「オンリアトワンス」といって聴かせてくれたが、鬼籍となってしまった。英米での人気も高かっただろうが、これまた「今は」?さて、日本では…。まあ周囲にコアなファンもいないし…。売れるかなー?
蓮華人 .
Posted Date:2010/12/05
いやはや、これは感動もの。値段を考慮に入れなくても、素晴らしい必聴盤だ。 名場面揃いだが、3枚目の最終トラック、1951年メキシコでのライブは何度聴いても涙が止まらない。 モナコもカラスも全盛期、テープがワカメでも全然気にならず、音楽に引き込まれる。
温故 .
Posted Date:2010/12/02
ドミンゴのコアなファンで、大枚叩いて集めてきた人には申し訳ないほどの価格。さらにオリジナルジャケットまで復刻しての発売。買っていいのだろうかと遠慮が働くほど。でも「購入する」をクリックしました。早く届かないかなぁ。
蓮華人 .
Posted Date:2010/11/09
アコースティック録音(機械吹込み)のCDが2枚、電気吹き込みが2枚の構成です。CD化にあたってはいろいろ加工しているのでしょうが、全般にスクラッチノイズが控え目で、機械吹込みの音質にすら張りと輝きがあり、十分観賞に耐えることに驚きました。原盤からCD化したのかと思うほどです。 晩年は思い切り感情を込めて歌っていたジーリは、時にはくどいほどの感情移入が独特な味わいとなっていましたが、このCDでジーリの全盛期にも、若々しい声ながらその熱っぽさがうかがえます。 なぜか機械吹き込み末期である1924年の録音が一つもありません。オーケストラの音は1927年までは貧弱で、1928年からよく録れています。このCDには曲名リストの紙が入っていましたが、ライナーノーツがないのは残念です。 いままで、ジーリの古い録音(とりわけイタリアの)は音質的に観賞に耐えないと思っていただけに、たいへんありがたいCDです。
SPおたく .
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