Brasil Saluda A Mexico

ジャズ･ボサ･トリオの最高峰､タンバ･トリオの1966年メキシコ盤を再現した
オリジナル･アートワーク＆ペーパー･スリーヴ仕様CDが登場！
「Amor em Paz」は本作のみに収録｡世界初リイシュー｡

ブラジル･ジャズ･ボサ･ピアノ･トリオのパイオニアにして最高峰タンバ･トリオ｡ピアノ名手ルイス･エサ率いる華麗なフレージングと､コラースをアクセントにしたスタイリッシュなジャズ･ボサ･ノヴァは後世のシーンに大きな影響を与えたことは周知の事実｡デビュー時のブラジル･フィリップス〜タンバ4と改名してからのUS CTI、そしてメキシコ音源など数々の歴史的レコーディングがこれまでCD化されてきたが､本作は、新たに加わるコレクターズ･アイテム｡

ブラジルの航空会社ヴァリグの飛行機からタラップを降りるタンバのメンバーをあしらったこのジャケットこそ､1966年当時メキシコでしかリリースされなかったアルバム”BRASIL SALUDA A MECXICO”である｡原盤はメキシコ･フィリップスだが､その内容は60年代にブラジル･フィリップスに残されたタンバの名演をセレクトしたコンパイル作品となっているが､M7「Amor em Paz」は､実はタンバの他作には無く､この作品のみに収録されている｡「イパネマの娘」「コルコヴァード」「ワン･ノート･サンバ」「ビリンバウ」「おいしい水」「コンソレーション」...など､ジョビン､バーデン､カイーミなどボサ･ノヴァを代表する名曲が並び､タンバ・トリオというフィルターを通じてジャジーでスタイリッシュなサウンドに彩られたレパートリーは､改めて聞いても素晴らしい｡数あるタンバのアルバム中でも､最も充実した内容を誇る作品としても人気が高く､加えて､印象的なジャケット･アート､そしてメキシコ盤ならではの曲目スペイン語表記など､マニア心を刺激するパッケージは特筆｡ジャズ･ボサ･ノヴァ･ファンならずとも手元に置いておきたい逸品だ｡


※ご注意：
制作の都合上､トラック･リスト表記と再生信号でのトラック構成が一部異なる部分がございます｡ランダム再生にて不備が生じますが､トータルでの収録内容は表記の通りになりますので､通常再生には問題ございません｡予めご了承下さい｡