着実にステイタスを上げた彼は、同年末にリリースした2nd『TRAP MUZIK』が全米アルバム・チャート初登場4位というスタート・ダッシュを記録。同作からは「24'S」「RUBBERBAND MAN」「LET'S GET AWAY」という3曲の連続スマッシュヒットを放ち、アルバムはゴールド・セールスに認定。
2004年末には早くも3rdアルバム『URBAN LEGEND』をドロップ。今でも絶大な人気を誇るフロア・アンセムである1stシングル「BRING EM OUT」の大ヒットもあり、全米では初のミリオン・セールスを記録。日本でもHIP HOPマガジンの表紙を軒並み飾り話題となった。自身のアルバムと前後して、シアラの全米No.1ヒット「グッディーズ」のリミックスやデスティニーズ・チャイルドのシングル「ソルジャー」等、客演依頼が殺到した彼は、あのジェイ・Zをして「次はお前だ」と言わしめる程のビッグ・アーティストに成長。
2006年には4thアルバム『KING』を発表。堂々の全米アルバム・チャート初登場1位を記録したこのアルバムからは、「WHAT YOU KNOW」「WHY YOU WANNA」「LIVE IN THE SKY」「TOP BACK」「RIDE WIT ME」「FRONT BACK」というシングル・ヒットを連発し、ダブル・ミリオンに届くセールスを記録。アルバムと同時に公開された映画『ATL』では主役を演じ俳優業にも進出、客演参加したジャスティン・ティンバーレイクの「MY LOVE」が全米No.1ヒットとなる。
2007年には自身同士の対決をテーマにした入魂の5thアルバム『T.I. VS T.I.P.』をリリース。全米では最初の1週間で52万枚という驚異的なセールスを記録し、見事2週間1位に輝いた。同時期に映画『AMERICAN GANGSTER』にも出演するなど、ヒップホップ界の若き帝王として破竹の大活躍を続けていたが、地元アトランタで開催されたBET HIPHOP AWARD授賞式当日に銃器不法所持で電撃逮捕されるという衝撃の事件が発生。
こうして2009年春から1年の服役が確定するという状況の中、発表されるこの6thアルバムは、史上最強と言えるゲスト陣も話題であり、シングル「Whatever You Like」が全米チャート登場3週目で71位から1位に駆け上がるという"史上最高の1位ジャンプアップ記録"を塗り替えるなど、"ヒップホップ界の若き帝王"の快進撃はまだ止まらない。