窪塚洋介主演、松本大洋原作、「ピンポン」の主題歌が入ってます。かなり気に入った映画の一つなので、それを再現させてくれるかな、と思ったんですが、なんかちょっと違いました。今はもう解散してしまって、おのおのがソロ活動をしているみたいです。お薦めは、やっぱり「Yumegiwa last boy」。

ローザルクセンブルクの解散ライブ映像は、経てきた歴史と緊張を儚さでくるんで未来への開放感をトッピングしたように感じられる記憶に残る素晴らしいものであったが、このライブ映像もそれに匹敵する。彼らを知ったのは解散して何年も経ってからであったのだが、この映像をみる限りにおいて、自らが作り上げた外郭が窮屈になり、脱皮の必要が差し迫っているような閉塞感が感じられるものの達成感が遥かに上回る。

いつ、どんな時に聞いてもフィットする、いい意味でフラットな曲です。これまでに聞いてきた全ての曲のなかで、RECREATIONが1番好きです。

僕はこのアルバムを聞いて"ずっと生きていたい死にたくない"と思った｡

本当に光の彼方に行ってしまったかのような洗練されたアルバム。前作のほうがまだバンドでの演奏を感じられて好きだが、今作はただひたすら音楽が存在している感じだ。”Aoharu Youth”のメロディとアレンジの美しさ、そしてイントロのヒラヒラ音をループにしようと着想したのは正直天才じゃないかと思う。

彼らのライブはこのDVDで初めて観たのだけれど、DVDで鑑賞するよりも会場で体感すべきだったのだろう。今更無理な話だが。CDでの完璧なアレンジと歌がライブだと粗くなるのが気になる。とはいえ後期の曲でさえ極力４人の演奏で押しきってしまう気迫は凄い。Karmaのバスドラ４つ打ち＋ハイハット刻みを生ドラムで完奏するコーダイにはおそれいった。照明を活かしたステージングは曲にぴったり。点滅が激しいのでお子さんがいる人は注意。

「A」はシングル曲集ということですが、できればオリジナルアルバム順に揃えていく方がオススメかな。 ところで「Wonder World」って何ですか、「Wonder Word」ですよ。

最初は曲に惹かれるが、徐々に歌詞に注意するようになる。歌詞を読めばほとんどが日本語で構成されていることに驚く。メロディと見事にマッチした言葉の韻の数々。サンプリング音源とスタジオ録音がうまく配分されており機械的に偏っていないところがすごくいい。音楽は決してドラマティックに展開するわけではないし、コード進行はシンプルで聞きなれているはずなのに、淡々とじわじわとエネルギーを内包しながら進行する様は全くもって無駄がなく新鮮だ。中盤のkarma〜Fairwayでカタルシスを感じる。満足。

最近知ってこのアルバムから聞きました。すごいです、いいです。 何の違和感もなく耳から脳に音が流れ込みます。 これが６年も前の楽曲とは驚きです。 storywriterはかっちょいいです

全体のイメージは暗いまたは重いものかもしれないけれど、その先にある明るさを遠近法で表しているような、そんなすばらしい１枚