1962年スイス生まれのアニスト、ベルン音楽院でピアノを学び1990年代からジャズのキャリアを開始する。アート･ファーマーやクラーク･テリー、ジョニー･グリフィンなどアメリカの著名ミュージシャンとの共演歴を重ねる。絶妙なテクニックとスウィング感、「ユーロ的洗練」と袂を分かちバピッシュな衝動を追求する独自なポジションはヨーロッパ･ピアノ･ジャズに新風を起こした。「アメリカン･バップ･スタンダードはこのトリオに引き継がれた、この10年間で最大の発見」と讃えられる。ライヴでの圧倒的な演奏で現在のヨーロッパ･ピアノ･ジャズのレベルの高さ、面白さを伝える。