いわゆる「アンプラグド」ブームのまっただ中で発表されたライヴ・アルバム。「俺はとっくの昔からやってんだよ」と言わんばかりのタイトルに彼の意地すら感じられる。当時の恐竜ブームに感化されたのか、ロジャー・ディーンのジャケットはいささか生臭いが、中身はきわめて上品で多彩な楽曲から構成されている。癒されたい人にはオススメ。

まちがいなく、Howeの最高傑作。彼は、どういうわけか日本では、いわゆる三大ギタリストなどと比べて人気が低いが、本当にすごいギタリスト。確かにスピードやテクニック、ルックス（？）において彼以上の人はいるが、アイデアの豊富さ、音作りの繊細さ、作曲能力の高さ、そして何よりギターへの愛情に関しては、他に類を見ないでしょう。

数あるソロ作品の中で、唯一？ハイパー炸裂なアルバム。８人YESの｢UNION｣収録曲の元ネタもあり（かっこい〜）。他のアルバムとは趣が違うが、ハウのソロ初心者を裏切らない事は確実な名盤。