ソフトウェアアーキテクトのための意思決定術 リーダーシップ / 技術 / プロダクトマネジメントの活用

Srinath Perera

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784295020769
ISBN 10 : 4295020761
フォーマット
出版社
発行年月
2024年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;21

内容詳細

本書は、ソフトウェアの計画・設計における意思決定の原則を考察した決定的な技術解説書です。アーキテクトが深く理解する必要がある原則と概念を説明し、実際にそれらの原則を用いてどのように意思決定を進めていくのかを解説します。本書では、まず5つの質問と7つの原則を提示します。これらは、アーキテクチャを取り巻く状況の理解を助け、適切な意思決定を行うための道標として機能するものです。さらに、パフォーマンスやUX、マクロアーキテクチャの各分野について、どのような点を考慮してアーキテクチャ上の意思決定を行うかを解説します。本書は、総合的な判断力を高め、優れたアーキテクチャを実現するために最適な一冊です。

目次 : 第1章 ソフトウェアリーダーシップ入門/ 第2章 システム、設計、アーキテクチャを理解する/ 第3章 システムパフォーマンスを理解するためのモデル/ 第4章 ユーザーエクスペリエンス(UX)を理解する/ 第5章 マクロアーキテクチャ:はじめに/ 第6章 マクロアーキテクチャ:コーディネーション/ 第7章 マクロアーキテクチャ:状態の一貫性の保持/ 第8章 マクロアーキテクチャ:セキュリティへの対応/ 第9章 マクロアーキテクチャ:高可用性とスケーラビリティへの対応/ 第10章 マクロアーキテクチャ:マイクロサービスアーキテクチャでの考慮事項/ 第11章 サーバーアーキテクチャ/ 第12章 安定したシステムの構築/ 第13章 システムの構築と進化

【著者紹介】
島田浩二 : 1978年、神奈川県生まれ。電気通信大学電気通信学部卒業。2009年に株式会社えにしテックを設立。2011年からは一般社団法人日本Rubyの会の理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Arata Fujimura さん

    ソフトウェアで作られているプロダクトの意思決定の参考にしたくて読んでみた。 パート3は具体的なソフトウェアアーキテクチャの話だったけど、パート1、2、4はプロダクトマネージャーとしても参考になる内容だった。 “私にとってリーダーシップとは、不確実性を管理し、混沌に秩序をもたらし、より良い未来への希望を与え、その未来に向かって前進することだ。ナポレオンの言葉を引用しよう。 リーダーとは希望を売る商人である ナポレオン・ボナパルト” この引用は良かったな。ぜひ意識したい。

  • しんばら さん

    ソフトウェアアーキテクティングにおいて発生する意思決定について、様々な角度から論じる本。本書は意思決定をテーマにしているのがポイント。ソフトウェアアーキテクト向けの本はパターンやHowの書籍が数多いが、一歩進んで意思決定にフォーカスしているのが本書の素晴らしい所だと思う。また、「ソフトウェアアーキテクトのための」と書かれているが、プロジェクトマネージャー、プロダクトマネージャーなど意思決定を行うレイヤの人すべてに勧められる。

  • miura さん

    書き直すことが前提というか、成長したら書き直すことを意思決定に含んでいるのが、良いなと思った。書き直すことは一筋縄では行かないとも思うが。また、APIのようなあとから変えるのが大変なものは慎重に。

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