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Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン)2016年 12月号

Sound & Recording Magazine編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
040191216
フォーマット
発売日
2016年10月25日
日本

内容詳細

百戦錬磨のクリエイター集団、早くもミニ・アルバム! 6人の閃きを一つにするコラボレーション法に迫る

■巻頭インタビュー
METAFIVE

高橋幸宏×小山田圭吾×砂原良徳×TOWA TEI×ゴンドウトモヒコ×LEO今井という、第一線のクリエイターたちから成るバンド、METAFIVE。今年1月に1stアルバム『META』を発表し、夏フェスなどへの出演で興奮冷めやらぬ中、早くも彼らが11月9日に5曲入りミニ・アルバム『METAHALF』をリリース。今回も“音階”と“音響”のバランスがどの曲も見事で、素人には決してマネのできない圧巻のサウンド・ストラクチャー。作品のコンセプトの話などは他媒体に譲るとして、サンレコでは彼らが一体どのような共同作業を経て音を紡ぎ出しているのか、どんなツールを愛用しているかについて聞く。さらにサンレコだけの企画として、『METAHALF』収録の「Musical Chairs」を砂原良徳が特別にリミックスした2MIXデータのダウンロード・パスコード付き!!

※ダウンロード期間は2016年11月24日で終了となりますので、ご購入の際はご注意ください

■特集
浦本雅史がサカナクションの楽曲で指南!
“輪郭”と“音圧”を両立させるミックス術

プロの楽曲は、トータルの音量が大きく聴こえるようミックスされています。しかしそれでいて、一つ一つの音がなまっておらず明りょうに聴こえるのもポイント。マキシマイザーなどで無理につぶした感じはせず、音が生き生きとしています。こういった“音圧”と“音の輪郭”を両立させたミックスは、どのようにして生み出されるのでしょう? 本企画では、輪郭を保ちながらミックスを大きく聴かせるテクニックについて、レコーディング・エンジニアの浦本雅史氏が指南。解説は、氏が長年手掛けているサカナクションの楽曲を事例として、進めていただきます。

■特別企画1
私の作曲法2016
〜田中公平、本間昭光、葉山拓亮、牛尾憲輔、松隈ケンタ

過去2回(2007年8月号、2011年8月号)に渡り特集を組んできた“私の作曲法”。さまざま分野で活躍するクリエイターが、自身の作曲法を語ってくれたが、今回もアイドル・ソングからポップ、ロック、エレクトロ、劇伴まで、幅広いジャンルで活躍する5名に登場していただいた。テクノロジーの発展の恩恵から、手軽に曲作りができる手法も生み出されている昨今。しかし、そういった機材に頼ったテクニックや、理論だけに頼るのではなく、独自の理論で緻密(ちみつ)に考えられた作曲法を、それぞれのクリエイターが持っている。ここでは、5名がどのように作曲に目覚め、現在どのように音楽を作っているのかを詳細に語ってくれた。これから曲作りをする上で、自分にも当てはまるヒントがあるはずなので、じっくり読み進めてほしい。

■特別企画2
「音の良いレコード」を作る!
全世界的にCDの売れ行きが振るわない中、アナログ・レコードがその存在感を増している。2015年のアメリカでの売上は前年比32%増で1988年の水準にまで回復し、日本でも生産枚数比で65%増という好調ぶりだ。レコード・ストア・デイは毎年盛り上がり、11月3日には日本唯一のプレス工場=東洋化成が主催する「レコードの日」の2回目も開催される。その一方で、グッズとしての価値のみを見いだし音質は二の次という盤が多くなっているのも残念ながら事実だ。本特別企画は、そんな風潮にあらがい「音の良いレコード」を作るため日々チャレンジしている制作者たちを紹介するものである。

◎case 1 ピチカート・ファイヴ『カップルズ』
〜ソニーのアナログ専門レーベルGREAT TRACKSの挑戦
──滝瀬茂(Sony Music Direct)
◎case 2 スピッツ『醒めない』
〜全アルバムをアナログ化してきたバンドだから見えること
──竹内修(wilsonic)
◎case 3 坂本龍一『The Best of 'Playing the Orchestra 2014'』
〜カッティングの現場にDSDマスター音源を持ち込む理由
──オノ セイゲン(Saidera Paradiso)

■コンサート見聞録
“いとうせいこうフェス”@東京体育館

デビュー・アルバム『建設的』のリリースから30周年を迎えるいとうせいこうが、ゆかりのあるアーティストたちを招き敢行した“いとうせいこうフェス”。9月30日と10月1日の2日に渡り会場の東京体育館には多くの観客が訪れたが、本誌としてはDanteネットワークや新世代のスピーカー・システムEAW Anya/Ottoを取り入れたPAにも注目したいところ。サウンド・エンジニアのコメントを交えつつ、その全貌を明らかにしていこう。

■Production Report
ビヨンセ「ソーリー」

ビヨンセの最新のアルバム『レモネード』は自身の名を関した前作と同じく、計1時間、11チャプターからなる映像作品とセットでリリースされた。この作品を作るために、約20名ものプロデューサーと、その倍の数の共同作曲者の力を必要とした。加えてビヨンセは、一人のエンジニア兼共同プロデューサーのサポートを常に受けていたという。この人物こそがステュアート・ホワイトだ。ここでは、ホワイトに本作の制作過程を振り返ってもらった。

■behind the scene〜映像を音で彩る作曲家たち
加藤達也

映画やドラマ、CM、アニメなど、映像作品を音で彩る作曲家の音楽人生に迫る本連載。今回登場いただくのは加藤達也氏。レコード会社勤務の父親の影響で、音楽が身近にある環境で育った氏は、数幼少期から電子オルガンを習い、大学は、東京音楽大学へ進学。そしてさまざまな人との出会いの中で、劇伴作家への道へ進むこととなる。そして現在までに、『ハイ☆スピード!』『Free!』『Fate』『ラブライブ!サンシャイン!!』など、アニメを中心に数々の作品を手掛けてきた。今回、新たに制作環境を変えたという氏のプライベート・スタジオを訪れ、これまでの音楽人生を振り返ってもらった。

ユーザーレビュー

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