Graveward

日本が誇るブラックメタルの最高峰、SIGHの最新作（2015）！

〜（SIGH インフォメーションより）〜

Sighの10作目となるスタジオアルバム"Graveward"は、2012年後半から2015年2月まで、2年半に及ぶ歳月をかけ完成された。MinimoogやFender Rhodes、Mellotronと言ったヴィンテージ・キーボードを初め、本物のオーケストラ楽器も投入、各曲100を超えるトラック数、総データ容量は100GBに迫るSigh史上最も重厚なオーケストレーションで描かれる映画的恐怖音楽集。イタリアン・ホラーのFabio FrizziやGoblin、イギリス・ハマー・ホラーのJames Bernard、またJerry GoldsmithやJohn Carpenterと言った60〜80年代を彩った往年のサウンドトラック・コンポーザーだけでなく、彼らのルーツであるSchoenberg、Webern、Berg、後期Stravinsky、Ives、Bartokなど20世紀のクラシック音楽、さらにはフリージャズ、インド〜中央アジアの音楽などの作曲法や思想も大胆に取り込み、Graveward＝墓場に向かって、というタイトルの示す通り、あらゆる角度から死、死への恐怖を描いている。

　このアルバムよりギタリストとして大島雄一が加入。大島はKadenzzaというワンマンプロジェクトで、フランスのHoly Recordsより2枚のアルバムを発表しているマルチプレイヤー。今回はギターの演奏だけでなく、アルバムのミックスも手掛けている。大島の加入により、一層のタイトな演奏、ゴージャスでヘヴィな音作りが可能となった。

　本作にはTriviumのMatthew Kiichi HeafyをはじめDragonForceのFred Leclercq、Rotting ChristのSakis Tolisなどの豪華ゲストが参加。アートワークはAt the Gates、Ihsahn、Deicide、Ulverなどを手掛けたルーマニアが誇る鬼才Costin Chioreanuが担当。