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管楽アンサンブル作品発掘に生涯務めた偉大なるクラリネット奏者
クレッカーによる珍しい作品集
ドイツのクラリネット奏者で音楽学者でもあるディーター・クレッカー[1936-2011]。様々なオーケストラでクラリネット奏者を務めたのち、ソリストとして活躍。1962年以降、それまで眠っていた知られざるレパートリーの調査を開始。1969年代に18〜19世紀の様々な管楽器作品を復活させるため、一流オーケストラの首席奏者や音楽大学の教授たちによる「コンソルティウム・クラシクム」を設立し、管楽器のための作品や編曲の発掘など、埋もれた傑作に新たなる命を吹き込んできました。
ここに収録された3曲は、ベートーヴェンとほぼ同時代に活躍した3人の作曲家によるもので、ヴィルトゥオーゾ的な要素が感じられる作品。クラリネットとファゴットのための二重協奏曲という珍しい編成のための3曲です。(ユニバーサルIMS)
【収録情報】
1. ヨハン・フリードリヒ・シューベルト[1770-1811]:クラリネットとファゴットのための協奏曲変ホ長調
2. フランツ・タウシュ[1762-1817]:クラリネットとファゴットと通奏低音のための二重奏曲ヘ長調
3. ペーター・ヴィンター[1754-1825]:クラリネットとファゴットのための協奏曲変ホ長調
ディーター・クレッカー(クラリネット)
カール=オットー・ハルトマン(ファゴット)
マルシオ・カルネイロ(チェロ:2)
ユルゲン・ノルマン(コントラバス:2)
スーク室内管弦楽団(1,3)
ペトル・シュクヴォル(指揮:1,3)
初出年:1990年
録音方式:ステレオ(デジタル)