このアルバムはサクソン全作品の中で一番ギターサウンドが分厚いです。その重厚さはジャケットイメージにピッタリです。また、攻撃的な曲からメロディアスな曲までバラエティに富んでいます。

初期４作でサクソンは終わったなどと酷評する人が多数ですが僕はそれ以後の作品の方が好きです。ところでその４作の中ではこの作品が一押しですね。

このアルバム発売後のツアーの海賊版ビデオを見てるので凄く印象深いです。このタイトルナンバーで幕を開けるオープニングは凄くかっこいいです。アルバム自体もメロディアスな曲も盛り込まれてメリハリがあります。

世間の風評通り僕もこの作品はあまり評価しません。アルバムジャケットのイメージ通りの曲はタイトルナンバーだけです。全体的にサウンドが軽く明るくライトなロックンロールで終始します。サクソン史の中で一番の大失態です。

アルバムを全部持っているのであえてこれを買う必要はなかったのですが収穫は�Fが原曲と違うバージョンで、�Gはライブバージョンです。ちなみに�Fはこっちの方がいいです。

アルバム「ドッグスオブウォー」に匹敵するくらいサウンドは分厚いです。往年の名曲も重厚化されて全身シビレます。クルセイダーに限らず全曲いいです。

僕の大のご贔屓のSAXON様の個人的に一番いいと思う時期の映像です。最高にノリがいいです。ポールのクルクル回るギターもいいし、一見ちょっと控えめなグラハムのギタープレイは派手でかっこいいし、ナイジェルも大好きなドラマーだし、当時新加入のニブスはノリノリだし、ビフの「若さ」がいい。ただ、カメラマンは余り画面に入らない方がいいです。

SAXONは半分義務的な感じで買っているけど、本作はとてもイイ！！ 前作のLIONHEARTも円熟味が効いてきて素晴らしかったが、本作は更に磨きがかかってきたと思う！！ 若いHMバンドにこういったサウンドは出せない。 長いキャリアを積み重ねたきた彼等だからこそ作れる作品だ。 キャッチーなコーラスも素晴らしい！！ 個人的には＃５が大好き。

ミッドテンポの曲が多いですね。でもこのアルバム好きです！怒られそうですが、�Eと�JがBON JOVIに聞こえるんですけど…

前評判が高かったので購入。率直な感想は、「えっ？こんなもんかいな・・・」。以上、私には合わなかったわ。