CD Import

Sym.3 / Orch.works / ./ : Karajan / Bpo

Saint-saens / Debussy / Ravel

User Review :3.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4742782
Number of Discs
:
2
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ラヴェル:
・ボレロ(1966年ステレオ録音)
・亡き王女のためのパヴァーヌ(1985年デジタル録音)
・スペイン狂詩曲(1987年デジタル録音)
・バレエ『ダフニスとクロエ』第2組曲(1964年ステレオ録音)

ドビュッシー:
・牧神の午後への前奏曲(1964年ステレオ録音)
・交響詩『海』(1964年ステレオ録音)

サン=サーンス:
・交響曲第3番ハ短調Op.78『オルガン付き』(1981年デジタル録音)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

Track List   

  • 01. Bolero
  • 02. Pavane pour une infante defunte
  • 03. Rapsodie espagnole
  • 04. Daphnis et Chloe Suite no 2
  • 05. Prelude a l'apres-midi d'un faune
  • 06. La mer
  • 07. Symphony no 3 in C minor, Op. 78 "Organ"

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

3.5

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
フランスものというアルバムですが、録音に...

投稿日:2012/01/25 (水)

フランスものというアルバムですが、録音に約20年もの開きがあり、無理やりの「寄せ集め」感はあり。さて、総じて良い出来の演奏はないように思います。ダメなのはラヴェル。「ボレロ」などは、音色その他の変化にまるで興味がないようで、単調に進み、ラストも打楽器を抑制したためさっぱり盛り上がらずに終わって欲求不満この上なし。「ダフニス」もきらめき・輝きのないサウンドで(ベルリンフィルのせいではない)、スタイルも腰が重い。ドビュッシーはいいでしょう。「海」では勿体ぶり方が曲にも合っているように思います。そしてイカンのがサン=サーンス。やっぱり、カラヤン、この曲に本当は興味関心がないんだよな、というのがありありと伝わります。第一部後半の抒情も、第二部後半の盛り上がりも、何だか中途半端。ちょっと前にチョン・ミュンフンの名演を聴いたばかりなので、この演奏のダメっぷリ、ますます痛感させられます。ラヴェルもドビュッシーも、カラヤンさん、何度も録音しているのですけど(映像もありますな)、どこか「必修科目」的な取り扱いで、真の共感とか独自の解釈とかはないような気がします。回数を録音はしていても、例えばこだわりのベートーヴェンの交響曲全集のような、意欲や責任感には欠けている印象。このアルバム、期待したのですが、出来栄えは残念なものです。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

0
★
★
★
★
☆
この音楽運びに効果を出し易いサン・サーン...

投稿日:2012/01/03 (火)

この音楽運びに効果を出し易いサン・サーンス交響曲第3番をカラヤンはあまり収録しておらず本盤演奏は1981年カラヤン73歳、オルガン担当のコシュローが57歳の時の録音であります。この曲の収録盤は当然主に仏系演奏家(オーケストラも含む)によるものが多く夫々その特徴を主張していますが他にはその派手なプレゼンテーションに相応しく米系演奏家(オーケストラも含む)が手をつけております。そういった意味で本盤演奏BPOの盤は珍しいのですがさすがオルガニストはフランス出身でオルガン自体かのノートルダム寺院聖堂のものを使用している事で若干「躊躇い」的な印象もあります。演奏タイムは@10’36A11’50B6’58C8’24と第三楽章を除いてじっくり運んでいる様ですね。第1楽章ゆっくりしてはいるものの私にはもう少し「溜め」が欲しい処もあり知らない間に本筋に入って行きテンポアップします。そしてカラヤン節というかレガートを噛ましBPOの管弦の「機能美」・・・なかんずく管の威力を発揮させます。循環方式において静かにゆったりと続く楽章ではオルガンバックで特に高音弦のしっとりとした高揚感が低音弦と相対する処は美しいです。先述した様にやゝきつくテンポも速めな第3楽章を経ていよいよオルガン本格参加でとにかく他のレビューにもあります様に強烈な迫力でとにかく割れんばかりの音響で確かにちょっと浮いてしまって興ざめな感じがしました。何とか「調整」バランス出来なかったのかとも素人的に恐れ多い事にもカラヤン演奏に思ってしまい・・・。カラヤン大先生にも勝手の違う世界があったとしてもまぁとにかく壮麗な演奏に仕上がっております。その他収録された仏管弦楽曲で1964年録音のドビュッシー「海」(タイム8’25+6’07+7’46)、「牧神の・・・」(同9’40)そしてラヴェル「ダフニス・・・」組曲第2番(同15’15)なのですが私はLPで聴いておりカラヤンとしては当時比較的「初物」イメージがありそのLP帯でも「増々好調カラヤンの新録音!」と銘打っており後年先のサン・サーンス交響曲とは異なり再録をしております・・・オーケストラは「海」の1953年PHOとの録音(同9’00+7’04+8’46)を除いて全てBPOで1977年(同9’47+6’44+8’58)、1985年(同8’55+6’51+8’14)、「牧神の・・・」も1977年(同10’19)、1985年(同9’58)そして「ダフニス・・・」は1985年(15’22)といった具合であります。1964年盤で活躍したフルートのツェラーは1977年盤でも健在。とにかく1964年演奏はカラヤン自身ラテン系が入っているのか不明ですが決して場違いな演奏ではなく当時の彼の充実に向かう様子が窺える名演と思います。なお、ラヴェル「ボレロ」(1966年録音、タイム15’55)、「亡き王女のためのパヴァーヌ」(1985年録音、同7’13)、「スペイン狂詩曲」(1987年録音、同4曲で15’24)は未聴であります。本盤全体として1964年演奏分の管弦楽曲の良さに花を持たせて素晴らしいランクとさせていただきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

0

Symphonies Items Information

Recommend Items