待ってました日本版！！

リアルタイムで\8,000で買ってたのが、バカみたい。ライブは、まあまあ。長くて途中で飽きて、通して全部観たことない。けど、まあまあ。

かなり贅沢な選曲なので（＊特にﾃﾞｨｽｸ２が）、もしも、これを聴いてからｵﾘｼﾞﾅﾙ（4作目あたり〜12作目まで）を買おうという人にはお勧めできないぐらい。これ一枚きりでRUSHとのつきあいはｵｼﾏｲという人、専用かも。個人的には、「Hemisphere」あたりからｵﾘｼﾞﾅﾙで揃えるのが、ﾍﾞｽﾄのRUSH体験だと思う。

確かに素晴らしい出来だがいかんせん前作のライヴ、ディファレント・ステージズが最高の出来栄えなだけに、すぐにまたライヴというのはちと食傷気味になる。やはり、もうスタジオ作品を毎年コンスタントにリリースするのは苦しいんだろうが？それにディファレント〜のように西暦２１１２や初期のライヴといった目玉がないのも痛い。

前作「Vapor Trails」に比べると、曲にﾒﾛﾃﾞｨが戻ってきたのは喜ばしい。ただし曲毎に「おっ」と思う瞬間があっても、盛り上げ・たたみかけといった展開に乏しく、結局、全体として曖昧な印象。力強い音が大半で、淡泊というわけでは決して無いが…。この物足りなさは、かつて「ﾌﾟﾚｽﾄ」を聴いた時の印象に似ている。ところでｼﾞｬｹはｲﾝﾅｰの方が良い。外ｼﾞｬｹのせいで聴くのを10ヶ月余り躊躇しました。

ここのところ新譜→ツアー→DVD/ライブの商業パターンが定着してますが、それぞれ趣向が凝らされています。今回は”Entre Nous””Circumstances”といったはじめてライブで聴く地味な曲やSAAからの新曲などが、高度な演奏で楽しめます。次はHemispheresの全曲演奏が聴きたい！

今をときめくケヴィン・シャーリーのまだ無名だったころのピーター・コリンズと組んだ傑作。随所にドリムシやクイーンズライクの臭いがする作品でこれ１作でラッシュとはやってないのが残念。早く紙ジャケリマスタしろよ、ワーナー。

もはや定番ともいえるライブ盤だが、今回は新曲も多くていつもまして大満足。 ジャケット写真やパンフの写真も格好良い。 インナーのチキンには驚いたが（笑）。これは早く映像も見たい。できれはリージョンフリーでライブ映像だけで良いので安く発売して欲しいね。

スリリングというよりも安定感抜群って感じ。とてもライブとは思えない演奏力。選曲も意外性大で楽しめます。

このCD盤 A Show Of HandsとDVDは収録曲が半分くらい異なります。どちらも１５曲収録ですが、両方買うと、２１曲聴けます。