Ruckwarts Durch Die Geisterbahn: パンキッシュ ポルカの襲来!

これはヤバい！
ポルカ、バルカン・ビート、スカ、パンクをメレンゲしたパーティ・バンド！

中〜東ヨーロッパ音楽の今を伝えてくれるドイツの人気レーベル“EASTBLOK”。これまでに人気シリーズとなった“バルカン・ビート”をはじめ、ポーランド音楽の今を綴った『ポルスカ・ルーツ』、ロシア国内で注目されている新世代アーティストらを紹介する『ルナパーク〜ザ・サウンド・オヴ・ロシア・トゥデイ』など、中〜東欧のユニークな作品を次々とリリースしてきた同レーベルが自信を持って紹介するグループがこちら。“ポルターガイスト”ならぬ“ポルカガイスト”（＝ポルカの精神）という意味の名前を持つグループのサード・アルバムです。
　かつて冷戦時代には東西に分裂していたベルリンで2010年に結成されたポルカガイスト。東欧と西欧の文化が入り交じるその地らしく、彼らの音楽性にはコスモポリタンな雰囲気が満ち溢れています。彼らはギター、アコーディオン、管楽器（トランペット、フルートなど）、ベースのほか、ブズーキ、バラライカ、ダルブッカといったエスニックな楽器などが加わり独自のアンサンブルを形成しています。そしてその音楽の基本にあるのは、19世紀に誕生した2拍子のリズムを持つダンス音楽のポルカ。そこにバルカン半島のジプシー音楽やクレツマーの旋律、さらにはポルカとも類似性の高いスカやパンク・ロックを彷彿とさせるエネルギッシュなビートが加わり、独自の音楽性を作り出しました。

これまでに“Vodka und 2/4-Takt”（2011）、“FCK PLK”（2015）の２枚のアルバムをドイツの異なるレーベルからリリースしてきた彼らがEASTBLOKから初めて発表したのが本作（原題：Ruckwarts Durch Die Geisterbahn）です。ノリノリで歯切れの良いポルカを中心に、どこか憂いを感じさせるバルカン・サウンドや、否応無しにオーディエンスをハイテンションへと導くスカ／パンク・ナンバーなど、多彩な要素が入り交じった音楽性を、力強いヴォーカルと共に演奏。パーティやフェスなどで盛り上がりそうなアッパー・サウンドをアルバムを通じて聴かせてくれます。

マヌ・チャオやＤＪシャンテルあたりとも親和性の高そうな彼ら。この夏のサウンドトラックにお勧めです！


（メーカーインフォメーションより）