指先の花 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』律子の物語 小学館文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094080247
ISBN 10 : 4094080244
フォーマット
出版社
発行年月
2004年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,180p

商品説明

『どうしてかなぁ、眠れないの。……明日が来るのが怖くて眠れないの……あたし、もうすぐ死ぬと思う』 結婚を目前に控えながら婚約者に心の空洞を感じている律子が見つけたカセット・テープには、こんな少女の声が残っていた。テープのラベルに記された日付は「’86年/10/28」。この日は律子の母の命日でもあった。何かの予感に突き動かされるように幼少期に育った四国の町へと赴いた彼女は、ある“真実”に辿り着く――。 200万部突破のベストセラー「世界の中心で、愛をさけぶ」から生まれたアンサー・ムービーを完全ノベライズ。

●益子昌一【著】 サイズ11x15cm 192ページ

内容詳細

『どうしてかなぁ、眠れないの。…明日が来るのが恐くて眠れないの…あたし、もうすぐ死ぬと思う』。結婚を目前に控えながら婚約者に心の空洞を感じている律子が見つけたカセット・テープには、こんな少女の声が残っていた。テープのラベルに記された日付は「’86/10/28」。この日は律子の母の亡くなった日でもあった。何かに突き動かされるように幼少期に育った四国の町へ赴いた彼女は、ある“真実”に辿り着く―。一八〇万部突破のベストセラー『世界の中心で、愛をさけぶ』の“その後の世界”を描いた映画版をノベライズ化。

【著者紹介】
益子昌一 : 68年栃木県生まれ。映画『きょうのできごと』『贅沢な骨』などで行定勲監督と共同で脚本を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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この本は「世界の中心で愛をさけぶ」の原作...

投稿日:2004/05/05 (水)

この本は「世界の中心で愛をさけぶ」の原作本を呼んだあとに読みました。、一日で読破してしまいました。泣きそうにもなりました。皆様に読んでいただきたいです。僕にとって一生忘れることのない本です。

アジサイ さん | 東京 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あつひめ さん

    せかちゅー…泣きました。原作も映画もテレビドラマも…。愛する人が目の前から消えていく。その人の時間だけが止まり、自分だけは日々を生きている。そのぽっかり空いてしまった心の穴と広がるばかりの年の差。神様のというより、アキのいたずらのような二人の出会い。二人の中の心の闇で、アキがにっこり微笑みながら二人を祝福している気もする。これから…自分も大切な人を失うことがあるだろう。そのとき…私は何を考えるだろう…。せかちゅー…また観たくなりました。

  • 定年(還暦)の雨巫女。 さん

    《私‐蔵書》【再読】原作は、読んだのですが、映画は、観てないです。配役みたら、やっぱり面白そう。

  • SOHSA さん

    映画版『世界の中心で〜』のアナザーストーリー。柴咲コウ演ずる律子を主人公にした物語。作者が脚本家であるせいか文章の向こう側に映画の絵コンテが見えるような印象の本だった。この本の「はじめに」で『世界の中心で〜』の監督を務めた行定勲氏が語っているようにこの小説は行定監督の『世界の中心で〜』に対する思いを作者が汲み上げて作られたものだけに、片山恭一の原作とはやはり世界観が大きく異なっているように思われた。(→)

  • あゆみ さん

    もともとの原作を読んだ後で再読という形になります。律子の朔太郎を思うグレーの不安と律子といながら過去を片付けることのできない朔太郎の中の空洞は先を知っていても切なくて苦しいものでした。相手の過去を受け入れ、自分のものとして生きていく律子の強さは羨ましい。

  • 来未 さん

    17年前、世界の中心で愛を叫ぶを映画館でみた時のことを思い出す。朔太郎とアキの淡く、切ない純粋な物語。 17年前のアキとの約束を忘れてしまっていた律子。その約束を思い出すきっかけは新居への引っ越しの準備中に見つけた一つカセット。カセットを聞いた律子は約束を思い出し約束を果たすために幼少の頃住んでいた場所へ行く。しかし、アキは亡くなっていた、さらに驚く真実が明らかになる。作中「後片付け」という言葉が出てくる。二人は後片付けをするためにオーストラリアへ。 後片付け…自分はできているのか…ちょっと考えた。

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