CD 輸入盤

ヴァント&ベルリン・ドイツ交響楽団ライヴ集成ボックス第2集(8CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH10046
組み枚数
:
8
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

「ヴァント&ベルリン・ドイツ交響楽団−ライヴ・ボックス」第2弾(8CD)

ヴァント生誕100年記念超大型企画!
チャイコフスキー、ムソルグスキーほか、
いっそう内容をパワーアップした正規初出音源を多数収録!
日本大幅先行リリース!

Profilの社主ギュンター・ヘンスラー氏が、故アニタ夫人と御子息の全面協力を得て、推し進める看板プロジェクト「ギュンター・ヴァント・エディション」。ミュンヘン・フィルとならんで、巨匠ヴァントが客演を重ねたもうひとつの手兵ベルリン・ドイツ響との最晩年のライヴをまとめた第1集(PH09068)の大成功を受けて、ヴァント生誕100年&歿後10年のダブル・アニヴァーサリーを迎える2012年、キングインターナショナルの提案で続篇がリリースの運びとなりました。
 前回に引き続きブルックナー、ベートーヴェンといった不動のドイツものに加えて、熱心なファンのあいだでCD化の要望の強かったムソルグスキーの『展覧会の絵』、ストラヴィンスキーの『火の鳥』組曲やチャイコフスキーの交響曲も加わり、内容的にさらなる充実ぶりをみせています。
 さらに、ベートーヴェンの『運命』と『田園』は1992年、1994年と時期の異なる2種ずつの演奏に加え、1992年分については貴重なリハーサル風景までも収めるという徹底したこだわりのつくり。
 このたびも正規マスター使用により録音状態もきわめて優秀で、ベルリンRIAS、ドイチュラントラジオ・クルトゥーア、ベルリン・ブランデンブルク放送(rbb) 当時の自由ベルリン放送(SFB)が全面協力。
 ヴァントの芸風の真髄である、厳しく引き締まった造形美に打ち抜かれた巨匠不滅のドキュメントは、すべてが襟を正して向き合うに足りうるもので、本物の手ごたえをあらためて実感されるにちがいありません。
 なお、日本国内大幅先行リリースで、分売の予定は未定となっております。(キングインターナショナル)

【収録情報】
CD1 (74:12)
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』〜第1楽章リハーサル (29:12)
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』(全曲演奏)
 録音時期:1992年10月26日
 録音場所:ベルリン、シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 収録:ベルリンRIAS、ドイチュラントラジオ・クルトゥーア

CD2 (75:27)
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』〜第1、第2、第4楽章のリハーサル (41:09)
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』(全曲演奏)
 録音時期:1992年11月2日
 録音場所:ベルリン、シャウシュピールハウス
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 収録:ベルリンRIAS、ドイチュラントラジオ・クルトゥーア

CD3 (79:59)
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』
 録音時期:1994年11月1,2日
 録音場所:ベルリン、シャウシュピールハウス
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 収録:ベルリンRIAS、ドイチュラントラジオ・クルトゥーア

CD4 (73:37)
・ストラヴィンスキー:バレエ『火の鳥』組曲(1945年版)
・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
 録音時期:1987年4月5,6日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 収録:ベルリンRIAS、ドイチュラントラジオ・クルトゥーア

CD5 (70:31)
・モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74『悲愴』
 録音時期:1988年9月18日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 収録:ベルリンRIAS、ドイチュラントラジオ・クルトゥーア

CD6 (73:57)
・ブルックナー:交響曲第6番イ長調(原典版)
 録音時期:1995年4月30日、5月1日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 収録:ドイチュラントラジオ・クルトゥーア

・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1884/90年ハース版)〜第1楽章

CD7 (72:25)
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1884/90年ハース版)〜第2楽章、第3楽章、第4楽章
 録音時期:1994年5月14,15,16日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 収録:ドイチュラントラジオ・クルトゥーア

CD8 (65:35)
・ハイドン:交響曲第76番変ホ長調 Hob.I-76
 録音時期:1995年4月30日、5月1日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 収録:ドイチュラントラジオ・クルトゥーア

・モーツァルト:セレナード第6番ニ長調K.239『セレナータ・ノットゥルナ』
 録音時期:1995年2月19日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 収録:rbb ベルリン・ブランデンブルク放送

・ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲『展覧会の絵』
 録音時期:1995年2月19日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 収録:rbb ベルリン・ブランデンブルク放送

 ベルリン・ドイツ交響楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

ユーザーレビュー

総合評価

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素晴らしいの一言。特に92年のベートーベ...

投稿日:2012/11/17 (土)

素晴らしいの一言。特に92年のベートーベン:運命はヴァントの数あるこの曲の録音のうち最高のものと断言できる。冒頭の運命の動機から緊張感がみなぎっている。私は彼のあの2回のダダダダーンを間を取らずに、ほとんどつなげるようにするやり方が好きだ。第2楽章以降も一瞬たりとも緊張の糸が切れない。そして第4楽章は圧巻のフィナーレ。とにかく熱い。楽団員たちのこの演奏にかける思いがひしひしと伝わってくる。冒頭のドミソの分散和音では各声部が見事に調和し、すさまじい迫力で聞き手に迫ってくる。この部分では金管が高らかに鳴り響き、歓喜を叫ぶ演奏もいいだろうが、ヴァントのこの密度の高い表現を聴いた後ではそのような演奏は薄っぺらく感じられることだろう。録音も素晴らしく、まさに圧倒的と言うほか無いヴァントの芸術を堪能できる。

ステイ・フーリッシュ さん | 神奈川県 | 不明

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すばらしいボックスです、ヴァントというと...

投稿日:2012/03/04 (日)

すばらしいボックスです、ヴァントというとブルックナー指揮者というイメージを強く持っていましたが、それ以外の音楽もすばらしいです。ベートーヴェンの6番田園は、ゆったりと自然をいつくしむようなやさしさが表現され、一方で、5番の運命は一転して、とても力強く推進力のある演奏です。さらにすごいのはチャイコフスキーの5番です。ゲルギーエフも真っ青になる、ムラヴィンスキー並みの演奏です。 買ってよかった。3集がでるのが、楽しみです。

クラシック大好き さん | 埼玉県 | 不明

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長いこと待っていました。1987年4月、...

投稿日:2012/01/26 (木)

長いこと待っていました。1987年4月、チャイコフスキー交響曲5番&「火の鳥」組曲。NHK−FMのエアチェックを繰り返し聴きました。ヴァントが最晩年様式に達する直前の「徹底管理」のモニュメントです。息苦しいほどの厳しい造形、みなぎる意思、凝集した響き、生命力に富んだ律動。そのエネルギーといったら、驚くほどです。ここでは完璧なコントロールと、こんこんと溢れる歌が同居するという、ヴァント特有の現象が見られます。グズグズの涙ではなく、凛とした、透徹したまなざしです。(「火の鳥」のバージョンは例によって、ロマンチックな慣用版でなく、新古典的な「1945年盤」です)。正規盤のCD化に心からの感謝を。その他の演奏も折り紙つき。リハーサルが聴けるのも楽しみですね。発売が待ち遠しい。

ドレスデンの響き さん | 東京都 | 不明

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