CD 輸入盤

マーラー:交響曲第5番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番、他 パレー&デトロイト響、グールド、スタインハード(1959−60)(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TAH721
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

グールドの天才性光るベートーヴェンの2番と、
驚くべき強烈さのパレーのマラ5


往年のフランスの指揮者ポール・パレーがデトロイト響を振った一枚。グールドとパレーによるベートーヴェンの2番は、これまで海賊盤をはじめ入手可能でしたが、今回TAHRAから正規発売となりました。マスターテープ劣化に起因する音とびはありますが、グールドの独奏は冴えに冴えています。グールドのベートーヴェンの2番といえば、バーンスタインとの共演盤が有名ですが、こちらはより自由で、グールドの面目躍如たる芸風を示しています。曖昧さのない明快なタッチ、不思議なオーラと音楽の乗りの良さは比類なく、決して耳を逸らさせません。どの音もグールド節が明瞭で、お決まりの唸りもかえって心地よく、興奮させられる逸品。CDバックカバーには1960年12月13日のライヴとありますが、実際は10月13日です。

パレーとしては異色のレパートリーといえるマーラーの5番。各楽章の演奏時間は
 第1楽章:11分12秒
 第2楽章:13分02秒
 第3楽章:15分05秒
 第4楽章:08分19秒
 第5楽章:14分27秒
で、カットなし。第1楽章は早めのテンポで淡々と進みますが、第2楽章以降は豹変し、尻上がり的に調子づいてきます。マーラーならではの後ろ向きな所はなく、荒れ狂いうねる強烈な世界が描かれます。有名なアダージェットも陶酔的ではなく、弱音を強調することもなく、それでありながら世紀末的な雰囲気を醸します。圧巻はフィナーレ。パレーは息をつく暇もなくオーケストラをドライヴしていきます。バーンスタイン以前のアメリカのオーケストラがこんなマーラーを演奏していたとは驚き。マーラー・ファン必聴の超個性的演奏と申せましょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
『ポール・パレー、デトロイト・ライヴ』
1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19(録音時期:1960年10月13日)
2. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64(録音時期:1959年11月12日)
3. マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調(録音時期:1959年11月12日)

 グレン・グールド(ピアノ)
 アーノルド・スタインハード(ヴァイオリン:2)
 デトロイト交響楽団
 ポール・パレー(指揮)

 録音場所:デトロイト
 録音方式:モノラル(ライヴ)

ユーザーレビュー

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