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2010年ザルツブルク音楽祭オープニング・コンサート
バレンボイム&ウィーン・フィルの感動的で極上の『テ・デウム』!
2010年のザルツブルク音楽祭オープニング・コンサートの映像。数々の名演が生まれたザルツブルク祝祭大劇場は2010年でちょうど50周年を迎え、このコンサート映像は50周年記念演奏会の模様です。
プログラムはダニエル・バレンボイム指揮によるブルックナー:『テ・デウム』、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番、ブーレーズ:『ノタシオン』です。バレンボイム自身も2010年は演奏活動60周年を迎えた記念すべき年。バレンボイムは音楽祭の公式オープニング・セレモニーで、1918年音楽祭発足時にマックス・ラインハルト氏らが目指した平和への願いが、90年以上経った現在でも叶えられていない事を訴え、平和のための演奏活動を行っているバレンボイムらしいスピーチを行いました。
バレンボイム弾き振りによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。バレンボイムが完全に手中に収めた作品をウィーン・フィルとの絶妙な共演で、大きなスケール感と表情豊かに聴かせます。
ブーレーズの『ノタシオン』はI-III-IV-VII-IIの順での演奏。ピアノのための12 のノタシオンとして作曲された作品の編曲版です。圧倒的な迫力と大音響が押し寄せる曲ですが、そこはさすがのウィーン・フィル。無駄を排した美しい響きでまとめています。
そしてブルックナーの声楽・宗教曲中屈指の名作『テ・デウム』。ルネ・パーペをはじめとする充実したソリスト、バレンボイムのきめ細やかでメリハリを効かせた演出。鮮烈なオーケストラ、合唱、ソリストが渾然一体となり生み出される迫力は宗教的感動を呼び起こします。(キングインターナショナル)
【収録情報】
1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
2. ブーレーズ:管弦楽のための『ノタシオン』
3. ブルックナー:テ・デウム
ドロテア・レシュマン(ソプラノ:3)
エリーナ・ガランチャ(メゾ・ソプラノ:3)
クラウス・フロリアン・フォークト(テノール:3)
ルネ・パーペ(バス:3)
ウィーン国立歌劇場合唱団(3)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮、ピアノ:1)
収録時期:2010年7月26日
収録場所:ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
収録時間:85分
画面:カラー、16:9
音声:DTS 5.0、PCM Stereo
字幕(ブルックナー):ラテン、独、英、仏、西、韓、中、日本語
NTSC
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