(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)
北欧の巨匠ダウスゴー&手兵デンマーク国立響によるシンフォニー・シリーズ
ニールセン、シベリウス、ドヴォルザーク、ブラームス
「北欧の巨匠」ダウスゴーが首席指揮者(2004〜2011)を務め、現在は名誉指揮者のポストにある手兵デンマーク国立響を指揮したコンサートの模様を収めた映像作品が「C major」より登場。
2009年夏、デンマーク国立響とベケット財団は「シンフォニック・サマー・プロジェクト」と題したコンサートを企画、あらたな聴衆に向けてクラシック音楽を演奏し、4つの代表的な作品を紹介するとともに、ベケット財団設立20周年を記念して、その模様を収めた映像作品を制作しました。
ベケット財団は、デンマーク出身の画家ポール・ベケット[1922-1994]とその妻ビアテの個人的な寄付により1989年に設立されています。芸術、文化、医療科学、自然保護といった活動を支援するこの慈善団体は、デンマークの文化生活において独特の役割を果たし、なかでもデンマーク国立響とは長年に亘り協力関係を築いてきました。
1963年コペンハーゲンに生まれたトマス・ダウスゴーといえば、デンマーク国立響とのランゴーや、1997年より首席指揮者を務めるスウェーデン室内管とのベートーヴェンやシューマンのシリーズなどのレコーディングを通じて、すでに熱心なファンから注目を集める存在でしたが、先頃2012年3月の新日本フィルへの客演でもシベリウスやニールセンのシンフォニー・レパートリーに対して高い実力のほどを証明してみせたばかり。同じくここでも、かれらにとっての看板演目である北欧屈指の交響曲作家ふたり、母国デンマークの誇るニールセン、シベリウスに加え、ドヴォルザークやブラームスを取り上げているのも気になるところで、実演におけるすぐれた内容が期待できそうです。
収録会場のコペンハーゲン・コンサートホールは、2009年よりデンマーク国立響の本拠で、設計はルツェルン文化会議センターのデザインも手掛けたフランス人建築家ジャン・ヌーヴェルによるもの。音響面もさることながら、洗練された空間芸術を視覚的にも味わえます。
ボーナス映像にはダウスゴーへの独占インタビューを収録。このたびのコンサートのこと、2001年の首席客演指揮者就任に始まる当楽団との親密なコラボ、異なる4つの傑作交響曲の魅力について語られています。(キングインターナショナル)
【収録情報】
『ダウスゴー、4つの傑作交響曲を振る』
1. ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
2. ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
3. シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 Op.82
4. ニールセン:交響曲第3番 Op.27『ひろがりの交響曲』
イーナ・クリングレボトン(ソプラノ:4)
エアレン・ティアミ(バリトン:4)
デンマーク国立交響楽団(デンマーク国立放送交響楽団)
トマス・ダウスゴー(指揮)
収録時期:2009年6月11日(4)、6月13日(1)、6月17日(3)、6月19日(2)
収録場所:デンマーク、コペンハーゲン・コンサートホール(ライヴ)
・ボーナス:トマス・ダウスゴー・インタビュー(字幕:日独英仏伊韓中)
ユニテル・クラシカとデンマーク放送の共同制作
収録時間:168分
画面:カラー、16:9、1080i Full HD
音声:DTS HD Master Audio 5.1、PCMステレオ
Region All
ブルーレイディスク対応機器で再生できます。